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| author | Akinori Ito <aito@eie.yz.yamagata-u.ac.jp> | 2001-11-08 05:14:08 +0000 | 
|---|---|---|
| committer | Akinori Ito <aito@eie.yz.yamagata-u.ac.jp> | 2001-11-08 05:14:08 +0000 | 
| commit | 68a07bf03b7624c9924065cce9ffa45497225834 (patch) | |
| tree | c2adb06a909a8594445e4a3f8587c4bad46e3ecd /doc-jp/README | |
| download | w3m-68a07bf03b7624c9924065cce9ffa45497225834.tar.gz w3m-68a07bf03b7624c9924065cce9ffa45497225834.zip | |
Initial revision
Diffstat (limited to '')
| -rw-r--r-- | doc-jp/README | 111 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.SSL | 46 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.cookie | 56 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.cygwin | 27 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.dict | 41 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.func | 85 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.hp | 28 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.keymap | 58 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.kokb | 0 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.mailcap | 45 | ||||
| -rw-r--r-- | doc-jp/README.menu | 99 | 
11 files changed, 596 insertions, 0 deletions
| diff --git a/doc-jp/README b/doc-jp/README new file mode 100644 index 0000000..c0ecd10 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README @@ -0,0 +1,111 @@ +	w3m: WWW wo Miru Tool  version beta-990323 +		(C) Copyright by Akinori ITO	March 23, 1999 + +1. はじめに + +  w3m は,World Wide Web に対応したページャです.あくまでページャですが, +テキストベース WWW プラウザとしても使うことができます. + +  w3m は,fm というページャをベースとして作られました.fm についての詳細 +は,README.fm をお読みください.w3m のページャとしての基本的な特徴は,fm +とほとんど同じです. + +  w3m 独自の特徴としては,次のようなものがあります. + +  ・WWW 対応なので,HTML の文書を読んでいる時には,その中のリンクを辿った +    り,画像を見ることができる. +  ・Internet message 表示のためのモードがある.この時,Content-Type: が +    text/html の場合は,自動的に HTML の文書として表示する.また,自力で +    MIME header のデコードをする. +  ・見ている plain text 文書中に URL 表記があった場合,その部分からリンク +    をたどることができる. + +  現在の問題点は以下のようなものです. + +  ・インライン画像表示ができない(これは原理的に無理でしょう). +  ・MIME-body のデコードができない.7bit 以外の Content-Transfer-encoding +    に対応していない. +  ・オンラインマニュアルが貧弱.簡単な使い方については,MANUAL.html をお読み +    ください. + +  現在動作が確認されている OS は以下の通りです. +      SunOS4.1.x +      HP-UX 9.x, 10.x +      Solaris2.5.x +      Linux 2.0.30 +      FreeBSD 2.2.8, 3.1, 3.2 +      NetBSD/macppc, m68k +      EWS4800 Rel.12.2 Rev.A +      Digital UNIX: v3.2D, v4.0D +      IRIX 5.3, IRIX 6.5 +      OS/2 with emx +      Windows 9x/NT with Cygwin32 b20.1 +      MS-DOS with DJGPP and WATT32 packet driver +      MacOS X Server + +2. インストール + +インストールをするには,次のようにします. + +  2.1 configure を実行する.いくつか質問されるので,それに答えます. + +  2.2 make を実行 + +  2.3 make install を実行 + +以上でインストールは終わりです. + +機種ごとの注意点: + +HP-UX +	HP の C コンパイラ(gccでなく)でコンパイルする場合, +	configure の + +		Input your favorite C-compiler. +		(Default: cc) + +	に,cc -Aa -D_HPUX_SOURCE と答えてください.cc +	だけだとコンパイルが通りません.gcc なら普通に +	通りますが,バージョン古めの場合は -g を付けな +	いでください. + +OS/2 +	emx を使うことで w3m をコンパイルすることができます. +	まず最初に + +	  cd gc +	  make -f EMX_MAKEFILE + +	を実行して GC ライブラリをコンパイルしておいてから,w3m +	本体をコンパイルします.なお,カラー表示が変になるらしい +	ので,モノクロ用にコンパイルした方が良いでしょう. +Windows +	README.cygwin をごらんください. +MS-DOS +	README.djをごらんください。 + + +3. 著作権 + +w3m の著作権は,伊藤彰則に属しています. +(C) Copyright 1994-1999 by Akinori Ito + +添付ライブラリのうち,Boehm GC library の著作権は Hans-J. Boehm, +Alan J. Demers および Xerox Corporation, Silicon Graphics に属し +ています. + +4. 配布条件 + +このソフトウェアによって利用者または第三者が何らかの被害を受けた +場合,作者はその責任を一切負いません.この事を承諾する限りにおい +て,このソフトウェアは,誰でも作者に断りなく利用・改変・配布でき +ます. + +5. 作者 + +ご意見,ご感想を作者までお寄せください. + +	山形大学工学部電子情報工学科 +	伊藤 彰則 +	aito@ei5sun.yz.yamagata-u.ac.jp +	http://ei5nazha.yz.yamagata-u.ac.jp/ diff --git a/doc-jp/README.SSL b/doc-jp/README.SSL new file mode 100644 index 0000000..f4dd5b6 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.SSL @@ -0,0 +1,46 @@ +SSL サポートについて + +                                                         (2000/11/07)  岡部克也 +                                                        okabek@guitar.ocn.ne.jp + + ・ SSLeay/OpenSSL ライブラリを通じて, SSL をサポートしています. +    あらかじめインストールしておいてください. +    + ・ configure スクリプト実行時, "5 - Monster model" または "6 - Customize" を選 +    ぶ事で利用可能になります. +    もしうまく動かないときは, config.h をチェックしてみてください. SSL を利用す +    るためには, config.h で, USE_SSL マクロが定義されている必要があります. +    さらに, SSL 認証サポートを利用する場合は, USE_SSL_VERIFY マクロもチェックし +    てみてください. +    コンパイルでエラーが出る場合は, リンカフラグに `-lssl -lcrypto', コンパイラ +    フラグに '-I(SSLeay/OpenSSL のヘッダがあるディレクトリ)' があるか確認してく +    ださい. +    +    SSL サポートが有効になっているかどうかは, Option Setting Panel で確認できま +    す. +    + ・ SSL に関して以下の設定が可能になってます: + +    ssl_verify_server ON/OFF +        SSLのサーバ認証を行う(デフォルトはOFF). +    ssl_cert_file ファイル名 +        SSLのクライアント用PEM形式証明書ファイル(デフォルトは<NULL>). +    ssl_key_file ファイル名 +        SSLのクライアント用PEM形式秘密鍵ファイル(デフォルトは<NULL>). +    ssl_ca_path ディレクトリ名 +        SSLの認証局のPEM形式証明書群のあるディレクトリへのパス +        (デフォルトは<NULL>). +    ssl_ca_file ファイル名 +        SSLの認証局のPEM形式証明書群のファイル(デフォルトは<NULL>). +    ただし「SSLEAY_VERSION_NUMBER >= 0x0800」な環境でないと無駄なコードが増 +    えるだけなので, configure時にdisableしておいたほうがよいでしょう. + +    また実際に認証を行う場合, ssl_ca_pathまたはssl_ca_fileで, サーバの鍵に +    署名している認証局の証明書を (ssl_verify_serverのON/OFFに関係無く) 指定 +    しないと認証が成功しないようです. + + ・ バージョン 0.9.5 以降の OpenSSL ライブラリは, 乱数を初期化するために幾つか +    のシードを設定する必要があります. +    デフォルトでは /dev/urandom があればそれを利用しますが, 無ければ w3m 内部 +    で生成します. もし, EGD (Entropy Gathering Daemon) が利用できる環境でこれ +    を使いたい場合は, USE_EGD マクロをチェックしてみてください. diff --git a/doc-jp/README.cookie b/doc-jp/README.cookie new file mode 100644 index 0000000..0b8d245 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.cookie @@ -0,0 +1,56 @@ +クッキーサポートについて + +                                                         (2000/11/07)  岡部克也 +                                                        okabek@guitar.ocn.ne.jp + + ・ version 0 (参照: http://www.netscape.com/newsref/std/cookie_spec.html) と, +    version 1 (参照: http://www.ics.uci.edu/pub/ietf/http/rfc2109.txt,  +    http://www.ics.uci.edu/pub/ietf/http/draft-ietf-http-state-man-mec-12.txt) +    のクッキーをサポートしています. +    + ・ configure スクリプト実行時, "4 - Cookie model", "5 - Monster model", "6 - +    Customize" のいずれかを選ぶと利用可能になります. +    もしうまく動かないときは, config.h をチェックしてみてください. クッキーを利 +    用するためには, config.h で USE_COOKIE マクロが定義されている必要がありま +    す. +    + ・ Option Setting Panel (通常 `o' キーにバインドされている), または起動オプシ +    ョン (-cookie, -no-cookie) で使用するか否かを選択できます. +    + ・ Option Setting Panel でクッキーを受け付けないようにする事もできます. +    この場合, 以後のサーバから送られてくる全てのクッキーはリジェクトされますが, +    既に受け取っているクッキーについては継続して使用されます. +    + ・ C-k でクッキー一覧が表示できます. この画面で, クッキー毎に使用するか否かを +    選択できます. +    + ・ 2000/10/24 の版から, Option Setting Panel でクッキーを受け付ける (または受 +    け付けない) ドメイン (のリスト) を設定できるようになりました. 以下のフォー +    マットで指定します: +    +      domain-list = domains                                                     +                  | ""                                                          +      domains     = domain                                                      +                  | domain + "," + domains                                      +      domain      = "." + domain-name      ; ドメイン名とマッチ                 +                  | host-domain-name       ; HDN とマッチ                       +                  | ".local"               ; . を含まない全ての HDN にマッチ    +                  | "."                    ; 全ての HDN にマッチ                +                                                                                +                              (HDN: host domain name)                           +    +    例として, 特定のドメイン (.xxx.or.jp) のクッキーのみを受け付けたい場合は, +    +    ┌────────────────────────────────────┐ +    │クッキーの設定                                                          │ +    │                                                                        │ +    │クッキーを使用する                              (*)ON  ( )OFF           │ +    │クッキーを受け付ける                            (*)ON  ( )OFF           │ +    │問題のあるクッキーでも受け付ける                [discard]               │ +    │クッキーを受け付けないドメイン                  [.                   ]  │ +    │クッキーを受け付けるドメイン                    [.xxx.or.jp          ]  │ +    │                                                [OK]                    │ +    └────────────────────────────────────┘ +    +    のように設定します. +    diff --git a/doc-jp/README.cygwin b/doc-jp/README.cygwin new file mode 100644 index 0000000..08b01cf --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.cygwin @@ -0,0 +1,27 @@ +***Windows で w3m を動かすには*** + +Windows で w3m を動かすためには,Windows 上の UNIX互換環境である Cygwin32 +(開発環境付き)が必要です.Cygwin32 に関する情報は http://sourceware.cygnus.com/cygwin/ +から手に入ります. + +コンパイルするには, + +  sh configure + +を実行してから make します.実行前に, + +  TERM=ansi; export TERM + +を実行しておくとよいらしいです. + +以下は,Cygwin32 で w3m を動かした場合の問題点です. +[上田さん(ueda@iias.flab.fujitsu.co.jp)より] + +Known Bugs: +cygwin32 で、ローカルファイルをブックマークにしようとすると、URLが化け +て file://c:540390910/path あるいは、file://C//c/path のようになってし +まい、正しく参照することができなくなる。 +登録時に file:////c/path のように直して登録することで解決できる。 + +原因: cygwin32 ではファイル名は //ドライブ名/パス で表されるが、これを  +loadGeneralFile() で読み込む時にurl を間違えて解釈するため。 diff --git a/doc-jp/README.dict b/doc-jp/README.dict new file mode 100644 index 0000000..0a68bef --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.dict @@ -0,0 +1,41 @@ +w3m用英和辞典検索機能について + +1. はじめに + +'webster' コマンドなどのように辞書を引くためのコマンドをお持ちの +場合には,w3m の中からそれを使うことができます.この機能は, +るびきちさん(rubikitch@ruby-lang.org)によるものです. + +2. インストール + +この機能を使うためには,コンパイルオプションを手で書きかえて +コンパイルしなおす必要があります.configure を実行して config.h +が生成された後,config.h を編集して + +#undef DICT + +を + +#define DICT + +に変更し,w3m をコンパイルしなおしてください. +(dict.c と keybind.c をコンパイルしなおせば良いはずです) + +それから,w3mdict というコマンドを用意します.これは,既存の +辞書引きコマンドへのリンクです.例えば,webster というコマンド +を辞書引きに使いたい場合には,次のようにしてください. + +% cd /usr/local/bin +% ln -s `which webster` w3mdict + +一般に,単語を引数として取って,標準出力に何かを出力するコマンド +であれば,どんなものでも w3mdict として使うことができます. + +3. 使いかた + +次の2つのコマンドが使えるようになります. + +ESC w    単語を入力し,それを辞書で引いて表示します. + +ESC W    バッファ内の現在カーソルがある単語を辞書で引き,表示します. + diff --git a/doc-jp/README.func b/doc-jp/README.func new file mode 100644 index 0000000..77a1959 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.func @@ -0,0 +1,85 @@ +ABORT		確認せずにw3mを終了します +ADD_BOOKMARK	現在見ているページをブックマークに追加します +BACK		一つ前のバッファを表示します +BEGIN		文書のいちばん上の行に移動します +BOOKMARK	ブックマークを読み込みます +CENTER_H	カーソルのある位置を行の中央に移動します +CENTER_V	カーソルのある行を画面の中央に移動します +COOKIE		クッキー一覧を表示します +DICT_WORD	入力した単語を辞書コマンドで調べます +DICT_WORD_AT	カーソル位置の単語を辞書コマンドで調べます +DOWN		画面を1行下にスクロールします +DOWN_LOAD	HTMLのソースをファイルに保存します +EDIT		エディタで編集します +EDIT_SCREEN	現在表示されているバッファをエディタで編集します +END		文書のいちばん下の行に移動します +EXEC_SHELL	シェルコマンドを実行します +EXIT		確認せずにw3mを終了します +EXTERN		外部ブラウザを使って表示します +EXTERN_LINK	現在のリンク先を,外部ブラウザを使って表示します +FRAME		<FRAME>タグの指す文書を1つの文書に変換して表示します +GOTO		URLを指定して開きます +GOTO_LINE	画面下で行番号を入力し,そこで指定した行に移動します +GOTO_LINK	リンクが指す先の文書を読みこみます +HELP		ヘルプファイルを表示します +HISTPRY		URL履歴を表示します +INFO		現在の文書に関する情報を表示します +INTERRUPT	文書の読み込みを中断します +LEFT		画面全体を1文字左にずらします +LINE_BEGIN	行頭に移動します +LINE_END	行末に移動します +LINE_INFO	現在の文書に関する情報を表示します +LOAD		ローカルファイルを指定して開きます +MAIN_MENU	メニューを立ち上げます +MARK		マークを設定/解除します +MARK_MID	Message-ID風の文字列を,news:のリンクにします +MARK_URL	URL風の文字列をリンクにします +MENU		メニューを立ち上げます +MOUSE_TOGGLE    マウスの有効/無効をトグルする +MOVE_DOWN	カーソルを下に移動します +MOVE_LEFT	カーソルを左に移動します +MOVE_RIGHT	カーソルを右に移動します +MOVE_UP		カーソルを上に移動します +NEXT_LINK	次のリンクに移動します +NEXT_MARK	一つ後のマークに移動します +NEXT_PAGE	次のページを表示します +NEXT_WORD	次の単語に移動します +NOTHING		何もしません +NULL		何もしません +OPTIONS		オプション設定パネルを表示します +PEEK		現在の文書のURLを表示します +PEEK_LINK	リンクが指す先のURLを表示します +PEEK_IMG	現在カーソルがあるリンクを含む画像そのもののURLを表示します +PIPE_SHELL	コマンドを実行し,結果を読みこみながら表示します +PREV_LINK	前のリンクに移動します +PREV_MARK	一つ前のマークに移動します +PREV_PAGE	前のページを表示します +PREV_WORD	前の単語に移動します +PRINT		バッファの表示内容をファイルに保存します +QUIT		w3mを終了します +READ_SHELL	コマンドを実行し,結果を全部読んでから表示します +REDRAW		再描画します +REG_MARK	正規表現で指定された文字列を全てマークします +RELOAD		バッファを再度読み込みます +RIGHT		画面全体を1文字右にずらします +SAVE		HTMLのソースをファイルに保存します +SAVE_IMAGE	リンクが指す画像をファイルに保存します +SAVE_LINK	リンクが指す先の文書をファイルに保存します +SAVE_SCREEN	バッファの表示内容をファイルに保存します +SEARCH		ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +SEARCH_BACK	ファイルの先頭に向かって正規表現を検索します +SEARCH_FORE	ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +SEARCH_NEXT	次を検索します +SEARCH_PREV	前を検索します +SELECT		バッファ選択モードに入ります +SHELL		シェルコマンドを実行します +SHIFT_LEFT	画面全体を左にずらします +SHIFT_RIGHT	画面全体を右にずらします +SOURCE		HTMLのソースを表示します +SUSPEND		サスペンド +UP		画面を1行上にスクロールします +VIEW		HTMLのソースを表示します +VIEW_BOOKMARK	ブックマークを読み込みます +VIEW_IMAGE	リンクに対応する画像を表示します +WHEREIS		ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +WRAP_TOGGLE     折り返し検索モードを切り換えます diff --git a/doc-jp/README.hp b/doc-jp/README.hp new file mode 100644 index 0000000..99e80bb --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.hp @@ -0,0 +1,28 @@ +HP-UX で w3m をコンパイルする場合の注意 + +PA-RISC 2.0 で HP-UX 11.x を動かしている場合,以下のパッチ +を gc ライブラリに当ててやる必要があります.このパッチは, +Dave Eaton <dwe@arde.com> によるものです. + +HP の C コンパイラ(gccでなく)でコンパイルする場合, +configure の + +	Input your favorite C-compiler. +	(Default: cc) + +に,cc -Aa -D_HPUX_SOURCE と答えてください.cc +だけだとコンパイルが通りません.gcc なら普通に +通りますが,バージョン古めの場合は -g を付けな +いでください. + +---------------------------------------------------------------------- +--- w3m/gc/gcconfig.h.original  Wed May 19 01:38:55 1999 ++++ w3m/gc/gcconfig.h   Tue Jun  8 12:38:22 1999 +@@ -125,6 +125,7 @@ + #   define mach_type_known + # endif + # if defined(_PA_RISC1_0) || defined(_PA_RISC1_1) \ ++     || defined(_PA_RISC2_0) \ +      || defined(hppa) || defined(__hppa__) + #   define HP_PA + #   define mach_type_known diff --git a/doc-jp/README.keymap b/doc-jp/README.keymap new file mode 100644 index 0000000..cf656e1 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.keymap @@ -0,0 +1,58 @@ + +w3m のキーバインドについて +                                                   (1999/06/30)  坂本 浩則 +                                                   hsaka@mth.biglobe.ne.jp + +  ~/.w3m/keymap にキーバインドを定義できます。 +  指定方法は、 + +    keymap  キー  コマンド  [引数] + +  です。 +  例は keymap.default や keymap.lynx を見てください。 +  設定できるコマンドは README.func を見てください。 + +  複数文字からなるエスケープシーケンスは、 +    Escape 文字 +    Escape [ 文字, Escape O 文字 +    Escape [ 数字 ~, EScape [ 数字 数字 ~ +  のみ設定可能です。 + +  特殊文字は、 + +    Ctrl     : C-, ^ +    Escape   : ESC-, M-, \e, ^[ +    Space    : SPC, ' ' +    Tab      : TAB, \t, ^i, ^I +    Delete   : DEL, ^? +    BackSpace: \b, ^h, ^H +    NewLine  : \n, ^j, ^J +    Return   : \r, ^m, ^M +    Bell     : \a, ^g, ^G +    Up       : UP, ^[[A +    Down     : DOWN, ^[[B +    Right    : RIGHT, ^[[C +    Left     : LEFT, ^[[D +    ^        : \^ + +  として表すことができます。 +  また、端末によっては、 +  +    Insert  : ^[[2~ +    PageUp  : ^[[5~ +    PageDown: ^[[6~ +    F1      : ^[[11~ +    F2      : ^[[12~ +    F3      : ^[[13~ +    F4      : ^[[14~ +    F5      : ^[[15~ +    F6      : ^[[17~ +    F7      : ^[[18~ +    F8      : ^[[19~ +    F9      : ^[[20~ +    F10     : ^[[21~ +    Help    : ^[[28~ + +  なども使用可能かもしれません。 +  (各キーのコードは Ctrl-V + キー で確認できます。) + diff --git a/doc-jp/README.kokb b/doc-jp/README.kokb new file mode 100644 index 0000000..e69de29 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.kokb diff --git a/doc-jp/README.mailcap b/doc-jp/README.mailcap new file mode 100644 index 0000000..216e28a --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.mailcap @@ -0,0 +1,45 @@ +mailcap サポートについて + +                                                         (2000/11/07)  岡部克也 +                                                        okabek@guitar.ocn.ne.jp + + ・ 2000/10/6 の版から, mailcap のフィールド test, nametemplate, needsterminal, +    copiousoutput, edit (参照: RFC 1524) を見るようになりました. +    また 2000/10/26 の版からは, mailcap と mime.types ファイルの場所が Option +    Setting Panel で変更できるようになりました. +    + ・ mailcap 中の %s は外部コマンドに渡すパス名, %t は content-type で置換されま +    す. +    + ・ もし mailcap エントリに test=command フィールドが存在する場合 command の実 +    行結果が真であるときのみ, 外部コマンドが実行されます. 例えば +    +    image/gif; xv '%s'; test=test "$DISPLAY" +    +    のように書けば, DISPLAY 環境変数がセットされているときのみ xv が実行されま +    す. +    + ・ もし mailcap エントリに copiousoutput フィールドが存在する場合, 外部コマン +    ドの標準出力はバッファに読み込まれます. +    例: +    +    application/x-troff-man;/usr/bin/nroff -mandoc;copiousoutput +    +    LESSOPEN コマンドでできる事は, 大部分これで置き換える事ができます. そのため +    LESSOPEN の利用はオプション扱いになりました. +    +    w3m の拡張フィールドとして, htmloutput があります. copiousoutput と同様にコ +    マンドの実行結果がバッファに読み込まれますが, HTML としてレンダリングする所 +    が異なります. この機能を使う場合は, w3m 用の mailcap ファイルを別に用意する +    か, 他のブラウザ用に htmloutput を含まないエントリを前に置いておくと良いか +    もしれません. +    + ・ nametemplate= は外部コマンドに渡すファイル名の拡張子を指定します. +    テンポラリファイルを作るとき, 通常元の URL の拡張子がファイル名に付けられま +    すが, nametemplate= フィールドによって変更する事ができます. +    例: +    +    application/x-dvi;xdvi '%s';test=test -n "$DISPLAY";nametemplate=%s.dvi +    + ・ needsterminal, edit については RFC 1524 を見てください. +    diff --git a/doc-jp/README.menu b/doc-jp/README.menu new file mode 100644 index 0000000..6700e65 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.menu @@ -0,0 +1,99 @@ + +w3m のメニューについて +                                                   (1999/11/03)  坂本 浩則 +                                                   hsaka@mth.biglobe.ne.jp + +[1] キー操作 + +  ・一般的なもの + +    HELP, INS キー             : メニューの立ち上げ +    HELP, INS キー, C-c,       : メニューの消去 +    RET(C-m, C-j), SPC, →キー : 選択 +    BS(C-h), DEL(C-?), ←キー  : 戻る +    C-n, j, ↓キー             : 下の項目へ +    C-p, k, ↑キー             : 上の項目へ +    C-a                        : 先頭の項目へ +    C-e                        : 最後の項目へ +    C-f, C-v                   : 次ページの項目へ +    C-b, M-v                   : 前ページの項目へ +    C-z                        : サスペンド + +    # INS は通常 ^[[2~ ですが ^[[L(コンソール), ^[[E(PocketBSD) にも +      バインドしてあります。 + +    MenuKeymap, MenuEscKeymap, MenuEscBKeymap, MenuEscDKeymap (menu.c) +    で定義 + +  ・個別のメニュー用 + +    MenuItem 構造体 (menu.h) の char *keys に設定(複数可能) +    上記のキー操作に上書きされます。 + +[2] マウス + +    ボタン3 : メニューの立ち上げ + +   立ち上げ後 + +    ボタン1/3 (項目)         : 選択 +        ″      (枠,MENU_NOP)  : 何もしない +        ″      (枠外)         : 戻る(メニューの消去) +        ″      ( : )          : 次ページまたは前ページの項目へ +                                 (長いメニューの場合) + +[3] メニューのカスタマイズ + +   ~/.w3m/menu にメニューを定義できます。 +   メニューは、 + +     menu MENU_ID +      項目 +        : +     end + +   として設定します。各項目には、 + +     func  LABEL FUNCTION KEYS [DATA]	コマンド実行 +     popup LABEL MENU_ID  KEYS		サブメニュー立ち上げ +     nop   LABEL			何もしない(セパレータやタイトル) + +   を設定可能です。 +   例は menu.default や menu.submenu を見てください。 +   設定できるコマンド(FUNCTION)は README.func を見てください。 +   MENU_ID として "Main" はメインメニューに、"Select" はバッファ選択 +   メニューに予約されています。 +   KEYS はバインドするキーで複数指定可能です。 +   DATA が設定されていればコマンド(FUNCTION)の引数として使われます。 + +[4] 開発について + +   メニュールーチンの例は mainMenu(), optionMenu() を見れば分かると思います。 +   このルーチンと以下の MenuItem 構造体を定義すれば、ほとんどのメニューは、 +   設定できると思います。 + +   MenuItem 構造体 (menu.h) + +    struct { +        int  type;		/* タイプ */ +        char *label;		/* ラベル */ +        int  *variable;		/* VALUE_MENU の場合に設定する変数 */ +        int  value;		/* VALUE_MENU の場合に設定する値 */ +        void (*func)();		/* 選択された時に実行する関数 */ +        struct _Menu *popup;	/* サブメニュー */ +        char *keys;		/* バインドするキー(複数可能) */ +    } MenuItem; +  +   タイプ type は以下のものが使用できます。 + +     MENU_NOP   (1) : なにもしない。選択もできない。 +                      (タイトルやセパレータ用) +     MENU_FUNC  (2) : 関数を実行 +     MENU_VALUE (4) : 変数(*variable)に値(value)を設定 +     MENU_POPUP (8) : サブメニューを立ち上げる + +     MENU_FUNC と MENU_VALUE は (MENU_FUNC | MENU_VALUE) と +     設定することで両方の動作をします。(変数設定が先です) + +   設定例は、MainMenuItem (menu.c) や new_option_menu() を見てください。 + | 
