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Diffstat (limited to '')
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diff --git a/doc-jp/README b/doc-jp/README new file mode 100644 index 0000000..d0bd9e6 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README @@ -0,0 +1,128 @@ + w3m: WWW wo Miru Tool version 0.5.1 April 29, 2004 + (C) Copyright by Akinori ITO + Hironori SAKAMOTO + Fumitoshi UKAI + +1. はじめに + + w3m は,World Wide Web に対応したページャです.あくまでページャですが, +テキストベース WWW ブラウザとしても使うことができます. + + w3m は,fm というページャをベースとして作られました.fm についての詳細 +は,STORY.html をお読みください.w3m のページャとしての基本的な特徴は,fm +とほとんど同じです. + + w3m 独自の特徴としては,次のようなものがあります. + + ・WWW 対応なので,HTML の文書を読んでいる時には,その中のリンクを辿った + り,画像を見ることができる. + ・Internet message 表示のためのモードがある.この時,Content-Type: が + text/html の場合は,自動的に HTML の文書として表示する.また,自力で + MIME header のデコードをする. + ・見ている plain text 文書中に URL 表記があった場合,その部分からリンク + をたどることができる. + + 現在の問題点は以下のようなものです. + + ・オンラインマニュアルが貧弱.簡単な使い方については,MANUAL.html をお読み + ください. + + 現在動作が確認されている OS は以下の通りです. + SunOS 4.1.x + HP-UX 9.x, 10.x + Solaris 2.5.x, 2.6, 8, 9 + Linux 2.0.*/2.2.*/2.4.*/2.6.* + FreeBSD 2.2.8, 3.1, 3.2, 4.6 + NetBSD/macppc, m68k + EWS4800 Rel.12.2 Rev.A + Digital UNIX: v3.2D, v4.0D + IRIX 5.3, IRIX 6.5 + OS/2 with emx + Windows 9x/NT with Cygwin b20.1, 1.1.x, 1.3.x + MS-DOS with DJGPP and WATT32 packet driver + MacOS X Server + MacOS X 10.1, 10.2 + +2. インストール + +インストールをするには,次のようにします. + + - GC library (6.1より新しいもの?)をインストールしておきます。 + GC library は + http://www.hpl.hp.com/personal/Hans_Boehm/gc/gc_source/ + から入手できます。 + + GC library 6.1を使っている場合は gc.h を PREFIX/include に + インストールしておく必要があります。 + # cp gc-6.1/include/gc.h PREFIX/include + + - configure を実行する. + % ./configure + + - make を実行 + % make + + - make install を実行 + # make install + +以上でインストールは終わりです. + +機種ごとの注意点: + +HP-UX + HP の C コンパイラ(gccでなく)でコンパイルする場合, + configure の + + Input your favorite C-compiler. + (Default: cc) + + に,cc -Aa -D_HPUX_SOURCE と答えてください.cc + だけだとコンパイルが通りません.gcc なら普通に + 通りますが,バージョン古めの場合は -g を付けな + いでください. + +OS/2 + emx を使うことで w3m をコンパイルすることができます. + まず最初に + + cd gc + make -f EMX_MAKEFILE + + を実行して GC ライブラリをコンパイルしておいてから,w3m + 本体をコンパイルします.なお,カラー表示が変になるらしい + ので,モノクロ用にコンパイルした方が良いでしょう. + +Windows + Windows で w3m を動かすためには,Windows 上の UNIX互換環境 + である Cygwin(開発環境付き)が必要です. + 詳細は README.cygwin を参照してください. + + +3. 著作権 + +w3m の著作権は,伊藤彰則に属しています. +(C) Copyright 1994-2002 by Akinori Ito +(C) Copyright 2002-2004 by Akinori Ito, Hironori Sakamoto, Fumitoshi Ukai + +4. 配布条件 + +このソフトウェアによって利用者または第三者が何らかの被害を受けた +場合,作者はその責任を一切負いません.この事を承諾する限りにおい +て,このソフトウェアは,誰でも作者に断りなく利用・改変・配布でき +ます. + +5. 作者 + + 山形大学工学部電子情報工学科 + 伊藤 彰則 + aito@fw.ipsj.or.jp + +現在のメンテナ + 鵜飼文敏 + Debian Project + ukai@debian.or.jp + +ご意見,ご感想をMLまでお寄せください. + w3m-dev@mi.med.tohoku.ac.jp (日本語) + w3m-dev-en@mi.med.tohoku.ac.jp (英語) + http://w3m.sourceforge.net/ diff --git a/doc-jp/README.SSL b/doc-jp/README.SSL new file mode 100644 index 0000000..4aedfde --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.SSL @@ -0,0 +1,114 @@ +SSL サポートについて + + (2000/11/07) 岡部克也 + okabek@guitar.ocn.ne.jp + (2001/12/27) 鵜飼文敏 + ukai@debian.or.jp + + ・ OpenSSL ライブラリを通じて, SSL をサポートしています. + あらかじめインストールしておいてください. + + ・ OpenSSL ライブラリがインストールされていれば configure スクリプト実行時に自 + 動的に検出されて利用可能となります. + もしうまく動かないときは, config.h をチェックしてみてください. SSL を利用す + るためには, config.h で, USE_SSL マクロが定義されている必要があります. + さらに, SSL 認証サポートを利用する場合は, USE_SSL_VERIFY マクロもチェックし + てみてください. + コンパイルでエラーが出る場合は, リンカフラグに `-lssl -lcrypto', コンパイラ + フラグに '-I(SSLeay/OpenSSL のヘッダがあるディレクトリ)' があるか確認してく + ださい. + + SSL サポートが有効になっているかどうかは, Option Setting Panel に「SSLの設 + 定」が含まれているかどうかで確認できます. + + ・ SSL に関して以下の設定が可能になってます: + + ssl_forbid_method + 使わないSSLメソッドのリスト(2: SSLv2, 3: SSLv3, t: TLSv1) + (デフォルトは<NULL>). + ssl_verify_server ON/OFF + SSLのサーバ認証を行う(デフォルトはOFF). + ssl_cert_file ファイル名 + SSLのクライアント用PEM形式証明書ファイル(デフォルトは<NULL>). + ssl_key_file ファイル名 + SSLのクライアント用PEM形式秘密鍵ファイル(デフォルトは<NULL>). + ssl_ca_path ディレクトリ名 + SSLの認証局のPEM形式証明書群のあるディレクトリへのパス + (デフォルトは<NULL>). + ssl_ca_file ファイル名 + SSLの認証局のPEM形式証明書群のファイル(デフォルトは<NULL>). + ただし「SSLEAY_VERSION_NUMBER >= 0x0800」な環境でないと無駄なコードが増 + えるだけなので, configure時にdisableしておいたほうがよいでしょう. + + また実際に認証を行う場合, ssl_ca_pathまたはssl_ca_fileで, サーバの鍵に + 署名している認証局の証明書を (ssl_verify_serverのON/OFFに関係無く) 指定 + しないとサーバ認証は成功しません。 + + 通常使われている認証局の証明書は以下のところなどから入手できます。 + + * mozillaのソースに含まれている + mozilla/security/nss/lib/ckfw/builtins/certdata.txt + から添付の ruby script で *.pemファイルとしてとりだしたもの + + % ruby certdata2pem.rb < certdata.txt + + でカレントディレクトリに *.pemファイルをとりだし + opensslの c_rehash コマンドで hash symlink を作成します。 + このディレクトリを ssl_ca_path に設定することができます。 + もしくは、*.pem をまとめた一つのファイルを作成しておけば + それを ssl_ca_file に設定することができます。 + + * mod_sslのソースに含まれている pkg.sslcfg/ca-bundle.crt + これは PEMなので、このファイルのフルパス名を ssl_ca_file に + 設定することができます。 + + ・ バージョン 0.9.5 以降の OpenSSL ライブラリは, 乱数を初期化するために幾つか + のシードを設定する必要があります. + デフォルトでは /dev/urandom があればそれを利用しますが, 無ければ w3m 内部 + で生成します. もし, EGD (Entropy Gathering Daemon) または PRNGD (Pseudo + Random Number Generator Daemon) が利用できる環境でこれを使いたい場合は, + USE_EGD マクロをチェックしてみてください. + + ・ URL + + OpenSSL - http://www.openssl.org/ + PRNGD - http://www.aet.tu-cottbus.de/personen/jaenicke/postfix_tls/prngd.html + +---------------------------------------------------------------- +#!/usr/bin/ruby +# Copyright (c) 2001 Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> +# All rights reserved. +# This is free software with ABSOLUTELY NO WARRANTY. +# +# You can redistribute it and/or modify it under the terms of +# the Ruby's licence. +# +# certdata2pem.rb + +while line = $stdin.gets + next if line =~ /^#/ + next if line =~ /^\s*$/ + line.chomp! + if line =~ /CKA_LABEL/ + label,type,val = line.split(' ',3) + val.sub!(/^"/, "") + val.sub!(/"$/, "") + fname = val.gsub(/\//,"_").gsub(/\s+/, "_").gsub(/[()]/, "=") + ".pem" + next + end + if line =~ /CKA_VALUE MULTILINE_OCTAL/ + data='' + while line = $stdin.gets + break if /^END/ + line.chomp! + line.gsub(/\\([0-3][0-7][0-7])/) { data += $1.oct.chr } + end + open(fname, "w") do |fp| + fp.puts "-----BEGIN CERTIFICATE-----" + fp.puts [data].pack("m*") + fp.puts "-----END CERTIFICATE-----" + end + puts "Created #{fname}" + end +end +system("c_rehash", ".") diff --git a/doc-jp/README.cookie b/doc-jp/README.cookie new file mode 100644 index 0000000..e20e201 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.cookie @@ -0,0 +1,57 @@ +クッキーサポートについて + + (2000/11/07) 岡部克也 + okabek@guitar.ocn.ne.jp + + ・ version 0 (参照: http://www.netscape.com/newsref/std/cookie_spec.html) と, + version 1 (参照: http://www.ics.uci.edu/pub/ietf/http/rfc2109.txt, + http://www.ics.uci.edu/pub/ietf/http/draft-ietf-http-state-man-mec-12.txt) + のクッキーをサポートしています. + + ・ クッキーのサポートは configure スクリプトの実行時に自動的に選択されます。 + もしうまく動かないときは, config.h をチェックしてみてください. クッキーを利 + 用するためには, config.h で USE_COOKIE マクロが定義されている必要がありま + す. + なお、もしクッキーをサポートしたくない場合は --disable-cookie オプションを + 付けて configure スクリプトを実行して下さい。 + + ・ Option Setting Panel (通常 `o' キーにバインドされている), または起動オプシ + ョン (-cookie, -no-cookie) で使用するか否かを選択できます. + + ・ Option Setting Panel でクッキーを受け付けないようにする事もできます. + この場合, 以後のサーバから送られてくる全てのクッキーはリジェクトされますが, + 既に受け取っているクッキーについては継続して使用されます. + + ・ C-k でクッキー一覧が表示できます. この画面で, クッキー毎に使用するか否かを + 選択できます. + + ・ 2000/10/24 の版から, Option Setting Panel でクッキーを受け付ける (または受 + け付けない) ドメイン (のリスト) を設定できるようになりました. 以下のフォー + マットで指定します: + + domain-list = domains + | "" + domains = domain + | domain + "," + domains + domain = "." + domain-name ; ドメイン名とマッチ + | host-domain-name ; HDN とマッチ + | ".local" ; . を含まない全ての HDN にマッチ + | "." ; 全ての HDN にマッチ + + (HDN: host domain name) + + 例として, 特定のドメイン (.xxx.or.jp) のクッキーのみを受け付けたい場合は, + + ┌────────────────────────────────────┐ + │クッキーの設定 │ + │ │ + │クッキーを使用する (*)ON ( )OFF │ + │クッキーを受け付ける (*)ON ( )OFF │ + │問題のあるクッキーでも受け付ける [discard] │ + │クッキーを受け付けないドメイン [. ] │ + │クッキーを受け付けるドメイン [.xxx.or.jp ] │ + │ [OK] │ + └────────────────────────────────────┘ + + のように設定します. + diff --git a/doc-jp/README.cygwin b/doc-jp/README.cygwin new file mode 100644 index 0000000..97e14c9 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.cygwin @@ -0,0 +1,184 @@ +cygwin で w3m を使う + (2003/02/17) 渡邉勝之 + knabe@sannet.ne.jp + +Windows で w3m を動かすためには,Windows 上の UNIX互換環境である Cygwin が +必要です. +Cygwin に関する情報は http://cygwin.com/ を参照してください. + + +* ビルド + +w3m-0.2 以降から cygwin 向けの修正パッチが取り込まれたため,cygwin-1.1.4 +以降の環境であれば特に問題なくビルドできます.Net Release 前の B18, B19, +B20あたりでもビルドできるはずですが,確認はされていません. + (*) Cygwin B20.1 の環境では + LOCAL_LIBRARIES に -luser32 をつける必要があります。 + +なお,termcap ないし ncurses パッケージは最新のものを使ってください.特 +に termcap を使う場合,古いパッケージは /etc/termcap の cygwin のエント +リにバグがあり,表示がおかしくなります.この問題は termcap-20001020-1 で +修正されているため,これ以降のバージョンを使用してください. + +ビルドする際には, 必ず ./configure してから make してください.以下で説 +明するマクロが定義されなくなるため,正常に動作しなくなります.また,正常 +にビルドできない,正常に動作しない場合には,バグ報告をする前に以下の点を +チェックしてください. + + o make veryclean してから再度 ./configure && make してみる. + o gcc, binutils が正常にインストールされているかを確認する. + cygwin の setup.exe に問題があり,パッケージファイルのダウンロード + に失敗しても,エラーの報告をしないで正常終了してしまうことがあるよ + うです.その場合には再度 setup をやりなおしてください. + +また Win95/98/ME では,環境変数 CYGWIN に 'ntsec' もしくは 'ntea' が含ま +れていると,シェルスクリプトに実行属性がつかなくなるため,configure に失 +敗するようです.w3m に限らず,他にも問題が発生するという報告があるため, +Win95/98/ME で Cygwin を使用する場合には,最初に cygwin1.dll をロードす +る際の環境変数 CYGWIN から ntsec, ntea の記述を取り除いてください. + + +* マクロ + +config.h には,Cygwin 環境向けに以下のマクロを定義してあります. + +o USE_BINMODE_STREAM + -dump, -dump_{head,source,both,extra} 時の stdout への出力をバイナリ + モードで行います.cygwin-1.3.11 以降では不要になっているはずですが, + 安全側に振っておくために残しています. + Cygwin, EMX 環境で共通です. + +o SUPPORT_DOS_DRIVE_PREFIX + 'C:', 'C:/', 'file://C:/', 'file://C|/' などのドライブレターを含むパ + スを認識し,ファイル名として扱う機能を有効にします. + Cygwin, EMX 環境で共通です. + +o SUPPORT_NETBIOS_SHARE + '//NETBIOSHOST/SHARE/PATH', 'file://NETBIOSHOST/SHARE/PATH' 形式の + NETBIOS 共有資源へのアクセスを ftp: スキーマではなく file: スキーマ + として扱う機能を有効にします. + Cygwin 環境に特有です. + +o SUPPORT_WIN9X_CONSOLE_MBCS + Win9X 系の DOS プロンプトで,検索およびフォームへの一行エディタ入力 + 時に日本語 IME 経由の入力をサポートします. + ただし,Win9X 系の DOS プロンプトの実装および Cygwin の tty レイヤー + の問題により,ローカルコンソールで TERM=cygwin かつ環境変数 CYGWIN + に 'tty' が含まれない場合のみ IME からの入力を許可しています. + なお,NT 系ではこのマクロを無効にしても動作は変更されず,ローカルコ + ンソールであれば IME による日本語入力が可能です. + LANG=JA 指定時の Cygwin 環境に特有です. + + +* Native Application との連携 + +Cygwin 環境でビルドした w3m から Win32 Native アプリケーションを起動する +場合,パスの記述形式の違いによって,ファイルが見つからないなどのエラーが +発生します. + +o ローカルCGI + +Cygwin 環境でビルドすると,$LIB (通常は /usr/local/lib/w3m/cgi-bin) 以下 +にインストールされるローカル CGI は cygwin の /usr/bin/perl を使うように +設定されます.これに対し,Native アプリケーションの ActivePerl などを使 +用する場合,以下のようなラッパースクリプトを用意し,$LIB 以下の各スクリ +プトを修正してください. + +------ /usr/local/bin/winperl ------ +#!/bin/sh +# wrapper script for Win32 Native Perl +PERL=/cygdrive/c/Perl/bin/perl.exe +case $1 in + -*) + ;; + *) + SCRIPT=`cygpath -w $1` + shift + ;; +esac +exec "$PERL" "$SCRIPT" $@ +------------------------------------ +※PERL= には Cygwin 環境の内部から見た Native Perl のパスを記述してくだ + さい.cygpath ユーティリティは cygwin パッケージに入っています. + +なお,ディレクトリリストだけであれば,オプション設定で「ディレクトリリス +トに外部コマンドを使う」を NO にすれば,ローカル CGI を使わずにディレク +トリのブラウズを行います. + +o エディタ + +w3m はテキストエリアの内容編集などに外部エディタを使用しますが,外部エデ +ィタに Win32 Native アプリケーションを使う場合,以下のスクリプトを外部エ +ディタに指定してください. + +------ /usr/local/lib/w3m/winedit ------ +#!/bin/sh +EDITOR='/cygdrive/c/Program Files/sakura/sakura.exe' +FILE=`cygpath -a -w $1` +exec "$EDITOR" "$FILE" +---------------------------------------- +※EDITOR= には Cygwin 環境の内側から見た Native アプリケーションのパスを + 記述してください. + +なお,NT 系で inetd をサービスとして動かしていて,localhost に telnet で +接続している場合には,「デスクトップとの対話をサービスに許可」を ON にし +ておかなければ window が表示されません. + + +* 既知のバグ + +以下は,Cygwin 環境で w3m を動かした場合の問題点です. + +o -dump, -dump-source 時に LF -> CR+LF の変換が行われることがある. + + コンパイル時にマクロ USE_BINMODE_STREAM が define されていない可能性が + あります. + きちんと configure したうえでコンパイルしなおすか,環境変数 CYGWIN に + binmode を設定してください. + +o Win9X 系の DOS プロンプトで IME 経由の入力ができない. + + 環境変数 CYGWIN に 'tty' が含まれているときには,Cygwin の tty レイヤ + の問題を回避するために IME 経由の入力を禁止しています.環境変数 CYGWIN + から 'tty' を削除してください. + +o Win9X 系の DOS プロンプトで IME が ON になっているとカーソルが効かない. + + Win9X の DOS プロンプトと Cygwin の tty レイヤーの実装の問題です. + 代わりに C-f, C-b, C-p, C-n を使ってください. + +o NT 系のコマンドプロンプトで画面制御がおかしくなる. + + 「レイアウト」タブで画面バッファのサイズとウィンドウのサイズを違う値に + してバックスクロールができるように設定していると,画面制御がおかしくな + ることがあるようです. + +o DOS プロンプト,コマンドプロンプトでマウスが使えない. + + DOS プロンプト「編集オプション」/コマンドプロンプトの「オプション」で + 「簡易編集モード」が ON になっていると,マウスイベントが w3m に渡され + ません.OFF に設定してください. + +o DOS プロンプト,コマンドプロンプトでマウスボタンに対する反応がおかしい. + + cygwin-1.3.15 までの環境では,マウスの右と中央ボタンのエスケープシー + ケンスが入れ替わっていました.これは cygwin-1.3.16-1 で修正されていま + すが,w3m 側のバージョン判定が完全ではないため,使用する環境でビルド + するようにしてください. + + +* その他 + +Cygwin 環境では,DOS プロンプト/コマンドプロンプトを使うよりも,inetd を +あげて,ローカルに TeraTerm, PuTTY などの telnet クライアント経由でログ +インする,ないしは rxvt, cygterm を使用するほうが快適です. + +o rxvt: + rxvt on Cygwin + http://hp.vector.co.jp/authors/VA021953/rxvt/ + compiled package + http://matsu-www.is.titech.ac.jp/~sohda/cygwin/dist/ +o cygterm: + CygTerm - Yet another Cygwin console + http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/ + diff --git a/doc-jp/README.dict b/doc-jp/README.dict new file mode 100644 index 0000000..9cba287 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.dict @@ -0,0 +1,68 @@ +w3m用英和辞典検索機能について + +1. はじめに + +'webster' コマンドなどのように辞書を引くためのコマンドをお持ちの +場合には,w3m の中からそれを使うことができます.この機能は, +るびきちさん(rubikitch@ruby-lang.org)によるものをもとに +Tushar Samant (scribble at pobox.com)が修正をくわえました。 + +2. インストール + +この機能を使うためには,コンパイルオプションを手で書きかえて +コンパイルしなおす必要があります.configure を実行して config.h +が生成された後,config.h を編集して + +#undef USE_DICT + +を + +#define USE_DICT + +に変更し,w3m をコンパイルしなおしてください. +w3m/0.3+cvs-1.373以降は、defaultでUSE_DICTがdefineされます。 + +それから,文字列をうけとってその結果をかえすCGIプログラムを +インストールします。 + +つぎのような方法があります + + * もし 'webster'というコマンドがあればいかのような内容の'w3mdict'という + スクリプトをつくります。 + + #!/bin/sh + + echo Content-type: text/plain + echo + webster $QUERY_STRING + + これを lcoal CGIとしてインストールします (w3mマニュアルの local CGI + のセクションをみてください) そして w3mのオプションページで + 辞書設定を設定してください。 + + * もし文字列をGoogleで検索する機能がつかいたい場合、 + 以下のような local CGIスクリプトがつかえます。 + + #!/bin/sh + + google_q='http://google.com/search?btnG=Google&q' + + cat <<_END_ + Content-type: text/plain + W3m-control: GOTO $google_q=$QUERY_STRING + W3m-control: DELETE_PREVBUF + + _END_ + + これのパスを辞書引きコマンドのURLとして設定してください。 + +3. 使いかた + +次の2つのコマンドが使えるようになります. + +ESC w 単語を入力し,それを辞書で引いて表示します. + +ESC W バッファ内の現在カーソルがある単語を辞書で引き,表示します. + +これらのキーを変更するには、~/.w3m/keymapのDICT_WORDおよびDICT_WORD_AT +の行を変更してください。 diff --git a/doc-jp/README.func b/doc-jp/README.func new file mode 100644 index 0000000..542aaa9 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.func @@ -0,0 +1,145 @@ +ABORT 確認せずにw3mを終了します +ACCESSKEY Accesskey メニューを立ち上げます +ALARM アラームを設定します +ADD_BOOKMARK 現在見ているページをブックマークに追加します +BACK 一つ前のバッファを表示します +BEGIN 文書のいちばん上の行に移動します +BOOKMARK ブックマークを読み込みます +CENTER_H カーソルのある位置を行の中央に移動します +CENTER_V カーソルのある行を画面の中央に移動します +CHARSET 現在表示されている文書の文字コードを変更します +CLOSE_TAB 現在のタブを閉じます +CLOSE_TAB_MOUSE マウスカーソルの位置のタブを閉じます(マウス操作用) +COMMAND w3mのコマンドを実行します +COOKIE クッキー一覧を表示します +DEFAULT_CHARSET デフォルトの文書の文字コードを変更します +DEFINE_KEY キー入力とコマンドの対応を定義します +DELETE_PREVBUF 前のバッファを消去します(主に local-CGI 用) +DICT_WORD 入力した単語を辞書コマンドで調べます +DICT_WORD_AT カーソル位置の単語を辞書コマンドで調べます +DISPLAY_IMAGE 画像の読込/表示を再開します +DOWN 画面を1行下にスクロールします +DOWNLOAD 文書のソースをファイルに保存します +DOWNLOAD_LIST ダウンロード状況の一覧を表示します +EDIT ソースファイルをエディタで編集します +EDIT_SCREEN バッファの表示内容をエディタで編集します +END 文書のいちばん下の行に移動します +EXEC_SHELL シェルコマンドを実行します +EXIT 確認せずにw3mを終了します +EXTERN 外部ブラウザを使って表示します +EXTERN_LINK 現在のリンク先を,外部ブラウザを使って表示します +FRAME <FRAME>タグの指す文書を1つの文書に変換して表示します +GOTO URLを指定して開きます +GOTO_LINE 画面下で行番号を入力し,そこで指定した行に移動します +GOTO_LINK リンクが指す先の文書を読みこみます +GOTO_RELATIVE 相対URLを指定して開きます +HELP ヘルプファイルを表示します +HISTORY URL履歴を表示します +INFO 現在の文書に関する情報を表示します +INIT_MAILCAP mailcap を再読み込みします(主に local-CGI 用) +INTERRUPT 文書の読み込みを中断します +ISEARCH ファイルの末尾にむかってインクリメンタルサーチします +ISEARCH_BACK ファイルの先頭にむかってインクリメンタルサーチします +LEFT 画面全体を1文字左にずらします +LINE_BEGIN 行頭に移動します +LINE_END 行末に移動します +LINE_INFO ページ中での現在位置を表示します +LINK_BEGIN 最初のリンクに移動します +LINK_END 最後のリンクに移動します +LINK_MENU Link 要素一覧のメニューを立ち上げます +LIST リンクと画像の一覧を表示します +LIST_MENU リンク先一覧のメニューを立ち上げ、リンク先の文書を読みこみます +LOAD ローカルファイルを指定して開きます +MAIN_MENU メニューを立ち上げます +MARK マークを設定/解除します +MARK_MID Message-ID風の文字列を,news:のリンクにします +MARK_URL URL風の文字列をリンクにします +MARK_WORD カーソルのある語をリンクにします +MENU メニューを立ち上げます +MENU_MOUSE マウスカーソルの位置でメニューを立ち上げます(マウス操作用) +MOUSE_TOGGLE マウスの有効/無効をトグルする +MOVE_DOWN カーソルを下に移動します(改ページ時には半ページスクロール) +MOVE_DOWN1 カーソルを下に移動します(改ページ時には1行スクロール) +MOVE_LEFT カーソルを左に移動します(左端の場合には半画面分シフト) +MOVE_LEFT1 カーソルを左に移動します(左端の場合には1文字分シフト) +MOVE_LIST_MENU リンク先一覧のメニューを立ち上げ、カーソルを移動します +MOVE_MOUSE カーソルをマウスカーソルの位置に移動します(マウス操作用) +MOVE_RIGHT カーソルを右に移動します(右端の場合には半画面分シフト) +MOVE_RIGHT1 カーソルを右に移動します(右端の場合には1文字分シフト) +MOVE_UP カーソルを上に移動します(改ページ時には半ページスクロール) +MOVE_UP1 カーソルを上に移動します(改ページ時には1行スクロール) +MSGS エラーメッセージの一覧の表示 +NEW_TAB 新しいタブを開きます +NEXT 次のバッファを表示します +NEXT_DOWN カーソルの下側にあるリンクに移動します +NEXT_LEFT カーソルの左側にあるリンクに移動します +NEXT_LEFT_UP カーソルの左側(無ければ前の行以前)にあるリンクに移動します +NEXT_LINK 次のリンクに移動します +NEXT_MARK 一つ後のマークに移動します +NEXT_PAGE 次のページを表示します +NEXT_RIGHT カーソルの右側にあるリンクに移動します +NEXT_RIGHT_DOWN カーソルの右側(無ければ次行以降)にあるリンクに移動します +NEXT_TAB 次のタブに移動します +NEXT_UP カーソルの上側にあるリンクに移動します +NEXT_VISITED 次の訪れたことのあるリンクに移動します +NEXT_WORD 次の単語に移動します +NOTHING 何もしません +NULL 何もしません +OPTIONS オプション設定パネルを表示します +PEEK 現在の文書のURLを表示します +PEEK_IMG 現在カーソルがあるリンクを含む画像そのもののURLを表示します +PEEK_LINK リンクが指す先のURLを表示します +PIPE_BUF バッファの内容をパイプに渡します +PIPE_SHELL コマンドを実行し,結果を読みこみながら表示します +PREV 前のバッファを表示します +PREV_LINK 前のリンクに移動します +PREV_MARK 一つ前のマークに移動します +PREV_PAGE 前のページを表示します +PREV_TAB 前のタブに移動します +PREV_VISITED 前の訪れたことのあるリンクに移動します +PREV_WORD 前の単語に移動します +PRINT バッファの表示内容をファイルに保存します +QUIT w3mを終了します +READ_SHELL コマンドを実行し,結果を全部読んでから表示します +REDO Undo を取り消します +REDRAW 再描画します +REG_MARK 正規表現で指定された文字列を全てマークします +REINIT 設定ファイルを再読込します。 +RELOAD バッファを再度読み込みます +RESHAPE 再レンダリングする +RIGHT 画面全体を1文字右にずらします +SAVE 文書のソースをファイルに保存します +SAVE_IMAGE リンクが指す画像をファイルに保存します +SAVE_LINK リンクが指す先の文書をファイルに保存します +SAVE_SCREEN バッファの表示内容をファイルに保存します +SEARCH ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +SEARCH_BACK ファイルの先頭に向かって正規表現を検索します +SEARCH_FORE ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +SEARCH_NEXT 次を検索します +SEARCH_PREV 前を検索します +SELECT バッファ選択モードに入ります +SELECT_MENU バッファ選択メニューを立ち上げます +SETENV 環境変数を設定します +SET_OPTION オプションを設定します +SHELL シェルコマンドを実行します +SHIFT_LEFT 画面全体を左にずらします +SHIFT_RIGHT 画面全体を右にずらします +SOURCE HTMLのソースを表示します +STOP_IMAGE 画像の読込/表示を停止します +SUBMIT フォームにサブミットします +SUSPEND サスペンド +TAB_GOTO URLを指定して新しいタブで開きます +TAB_GOTO_RELATIVE 相対URLを指定して新しいタブで開きます +TAB_LEFT 現在のタブを左に移動します +TAB_LINK リンクが指す先の文書を新しいタブで開きます +TAB_MENU タブ選択メニューを立ち上げます +TAB_MOUSE マウスカーソルの位置のタブに移動します(マウス操作用) +TAB_RIGHT 現在のタブを右に移動します +UNDO 最後のカーソル移動を取り消します +UP 画面を1行上にスクロールします +VERSION w3m のバージョンを表示します +VIEW HTMLのソースを表示します +VIEW_BOOKMARK ブックマークを読み込みます +VIEW_IMAGE リンクに対応する画像を表示します +WHEREIS ファイル末尾に向かって正規表現を検索します +WRAP_TOGGLE 折り返し検索モードを切り換えます diff --git a/doc-jp/README.img b/doc-jp/README.img new file mode 100644 index 0000000..7ccd40b --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.img @@ -0,0 +1,277 @@ +w3m でインライン画像を表示 + + (2002/02/04) 坂本浩則 + hsaka@mth.biglobe.ne.jp + (2002/10/16) 伊東宏之 + ZXB01226@nifty.com + +はじめに + + w3m でインライン画像を表示する拡張です。 + +機能 + + ・X11 上の端末(xterm,kterm,rxvt,...)または Linux の framebuffer 上に + 画像(GIF,PNG,JPEG 等)を表示します。 + ・img タグで指定されたインライン画像を表示できます。 + width,height 属性に応じて必要な領域を確保してレンダリングします。 + align 属性に対応しています。 + ・Content-type: image/* な画像ファイルを直接表示できます。 + ・map タグに対応しています。 + area タグの shape, coords 属性を認識し、メニュー表示から選択できます。 + ・img タグの ismap 属性に対応しています。 + 座標値を ?<x>,<y> として URL に追加して送ります。 + ・input タグの type=image 属性で指定されたインライン画像を表示できます。 + 座標値を <name>.x=<x>&<name>.y=<y> として送ります。 + ・非同期に画像を読み込みます。 + ・画像をキャッシュできます。 + ・GdkPixbuf を利用した場合 GIF animation を表示できます。 + +キー操作 + + DISPLAY_IMAGE + 画像の読込/表示を再開します。 + STOP_IMAGE + そのバッファの画像の読込/表示を停止します。 + SET_OPTION display_image=toggle + 画像の読込/表示を切替えます。 + + デフォルトのキーマップはありませんので、~/.w3m/keymap に + keymap X DISPLAY_IMAGE + keymap C-c STOP_IMAGE + keymap t SET_OPTION display_image=toggle + の様に記述して使用してください。 + +コマンドラインオプション + + -ppc <pixel> + 一文字あたりの幅(pixel 値)を指定します。デフォルトは自動設定。 + 正しく設定されない場合は端末の font の大きさに必ず合わせてください。 + -ppl <pixel> + 一行あたりの幅(pixel 値)を指定します。デフォルトは自動設定。 + 正しく設定されない場合は端末の font の大きさに必ず合わせてください。 + +オプションパネル + + pixel_per_char + 一文字あたりの幅(pixel 値)を指定します。デフォルトは自動設定。 + 正しく設定されない場合は端末の font の大きさに必ず合わせてください。 + pixel_per_line + 一行あたりの幅(pixel 値)を指定します。デフォルトは自動設定。 + 正しく設定されない場合は端末の font の大きさに必ず合わせてください。 + display_image + インライン画像を表示します。デフォルトは ON。 + auto_image + インライン画像を自動で読み込みます。デフォルトは ON。 + OFF の場合は、コマンド DISPLAY_IMAGE で読み込みを開始します。 + max_load_image + 画像を読み込む時の最大プロセス数。デフォルトは 4。1〜8 まで設定可能。 + ext_image_viewer + コマンド VIEW_IMAGE('I')の場合や Content-type: image/* である + 画像ファイルを外部ビューワで表示します。デフォルトは ON。 + OFF の場合は、インライン画像として直接表示します。 + image_scale + 画像のスケールを指定します。デフォルトは 100(%)。 + 小さい font と共に使う場合には値を小さくすると有用。 + imgdisplay + インライン画像を表示するためのコマンド。デフォルトは w3mimgdisplay。 + 下記の "w3mimgdisplay の設定" を参考にしてオプション設定してください。 + +必要なもの + + ・X11 使用時 + * GdkPixbuf (0.16 以上推奨) + + または + + * Imlib-1.9.8以上 (1.9.10 以上推奨) + ftp://ftp.gnome.org/pub/GNOME/sources/imlib/1.9/ + * libungif-4.1.0b1 以上 + ftp://prtr-13.ucsc.edu/pub/libungif/ + http://prtr-13.ucsc.edu/~badger/software/libungif/ + + 以下は Imlib のインストールに必要 + * libjpeg + ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/ + * libpng + http://www.libpng.org/pub/png/libpng.html + http://libpng.sourceforge.net/ + * libtiff + http://www.libtiff.org/ + * zlib-1.1.4 + http://www.gzip.org/zlib/ + * netpbm + http://netpbm.sourceforge.net/ + + ・Linux framebuffer 使用時 + * Linux の 15,16,24,32bpp PACKED-PIXELS TRUE-COLOR/DIRECT-COLOR, + 8bpp PACKED-PIXELS PSEUDO-COLOR framebuffer を利用できる環境 + * GdkPixbuf (0.16 以上推奨) または Imlib2 (1.0.6 以上推奨) + +w3mimgdisplay の設定 + + w3mimgdisplay は以下のオプションを受け付けますので端末に合わせて + オプション設定パネルで(または -o オプションで)設定してください。 + + -x <offset_x> + 端末上に画像を表示する X 方向の原点。X11 で利用する場合デフォルト + は 2 ですが、xterm や kterm ではスクロールバーの幅を計算して加え + ようとします。(正しく出来ないかもしれません。) + Eterm では 5 にすべきかもしれません。 + Linux framebuffer で利用する場合デフォルトは 0 です。 + -y <offset_y> + 端末上に画像を表示する Y 方向の原点。デフォルトは、X11 では 2、 + Linux framebuffer では 0。 + Eterm では 5 にすべきかもしれません。 + -bg <background> + 端末の背景色。デフォルトは、X11 では自動設定、Linux framebuffer + では #000000 (黒)。 + #RRGGBB で指定する場合は # をエスケープして設定してください。 + + 例) + w3m -o 'imgdisplay=w3mimgdisplay -x 5 -bg "#cccccc"' + +その他 + ・GIF animation は w3m からの再描画要求に応じてフレームを書き換える + だけなので勝手に動いてはくれません。絵を動かすためには 'h', 'l' 等 + の適当なキーを連打してください。 + ・framebuffer 描画関係には、下記 URI のコードを利用しました。 + http://www.sainet.or.jp/~yamasaki/download/fb-sample.tar.gz + + +更新記録 + +2002/02/04 + * ドキュメント改訂 + +2002/02/01 w3m-0.2.5+cvs-1.287 + * 本家の CVS へマージ。 + +2002/01/31 w3m-0.2.4-img-2.2 + * w3m-0.2.4+cvs-1.278 ベース。 + +2002/01/29 w3m-0.2.4-img-2.1 + * w3m-0.2.4+cvs-1.268 ベース。 + +2002/01/28 w3m-0.2.4-img-2.0 + * w3m-0.2.4+cvs-1.265 ベース。 + * pixel_per_char, pixel_per_line を自動設定するようにした。 + * 端末の背景色を自動設定するようにした。 + * 画像処理関係のソースを image.c に分離。 + +2002/01/08 w3m-0.2.4-img-1.18 + * w3m-0.2.4 ベース。 + +2001/12/29 w3m-0.2.3.2-img-1.17 + * w3m-0.2.3.2+cvs-1.196 ベース。 + +2001/12/25 w3m-0.2.3.2-img-1.16.1 + * [w3m-dev 02698] Thanks > かずひこ@kondara.org さん + +2001/12/22 w3m-0.2.3.2-img-1.16 + * w3m-0.2.3.2 ベース。 + +2001/12/20 w3m-0.2.3.1-img-1.15 + * w3m-0.2.3.1 ベース。 + * Content-Transfer-Encoding で送られて来た画像を表示可能にした。 + +2001/11/29 + * ChangLog 1.71 時点の CVS ソースに対してマージ開始 + +2001/11/17 w3m-0.2.2-img-1.14 + * w3m-0.2.2 ベース。 + +2001/11/14 w3m-0.2.1-inu-1.6-img-1.13 + * w3m-0.2.1-inu-1.6 ベース。 + +2001/11/05 w3m-0.2.1-inu-1.5-img-1.12 + * w3m-0.2.1-inu-1.5 ベース。 + * <area><map> が使えなくなっていたバグの修正。 + * kterm 上で xwnmo を使った場合に対応。 + +2001/10/03 w3m-0.2.1-inu-1.4-img-1.11 + * w3m-0.2.1-inu-1.4 ベース。 + * 標準入力から読み込む時に落ちるバグの修正。 + * configure の修正。Thanks > 深川さん。 + +2001/08/01 w3m-0.2.1-img-1.10 + * 画像の位置の微調整。 + * スケールのバグ修正。 + +2001/07/31 w3m-0.2.1-img-1.9 + * initImgdisplay() の修正。Thanks > David. + +2001/07/29 w3m-0.2.1-img-1.8 + * configure の修正。Thanks > 坂根さん。 + +2001/07/28 w3m-0.2.1-img-1.7 + * configure, XMakefile が patch に入って無かった。 + * 画像を表示しない場合の処理をオリジナルに近づけた。 + * [w3m-dev 02121] に対応。 + +2001/07/27 w3m-0.2.1-img-1.6 + * README.img を doc-jp へ移動。doc/README.img を作成。 + * インライン画像対応部分を USE_IMAGE マクロで分離。 + * configure でインライン画像対応を選択できる様にした。 + * configure で Imlib をチェックする様にした。 + +2001/07/26 w3m-0.2.1-img-1.5 + * w3mimgdisplay は必要になるまで立ち上げない様にした。 + * w3mimgdisplay が落ちた時に、w3mimgdisplay を再立ち上げできる様にした。 + * <img align=middle の場合の計算間違いの修正。 + * [w3m-dev 02118] に対応。 + * funcname.tab が間違っていたので修正。 + +2001/07/25 w3m-0.2.1-img-1.4 + * w3mimgdisplay を環境変数 WINDOWID を見る様に改良。 + また、text window の推量部分も改良。 + * image タグを img タグと同じものとして追加。 + * [w3m-dev 02090], [w3m-dev 02097] に対応。 + +2001/07/14 w3m-0.2.1-img-1.3 + * ext_image_viewer が OFF の場合は画像を直接フレーム表示可能にした。 + * Option Panel が SEGV するバグの修正。 + +2001/07/13 w3m-0.2.1-img-1.2 + * 画像のスケールを指定出来る様にした。 + * SIGUSR1 のブロックに関する修正。 + +2001/07/12 w3m-0.2.1-img-1.1 + * キー入力中以外は SIGUSR1, SIGWINCH をブロックする様にした。 + * バグ修正。 + +2001/07/11 w3m-0.2.1-img-1.0 + * MGL 版の画像読み込みを採用。 + +2001/07/10 w3m-0.2.1-img-0.5 + * 描画の高速化。w3mimgdisplay で不要な XSync() を止めた。 + 不要な drawImage() を止めた。 + +2001/07/08 w3m-0.2.1-img-0.4 + * w3mimgdisplay での Window の取得や offset_x のデフォルト値の改良。 + * <img align=middle の場合の計算間違いの修正。 + * <img align=left|center|right では <div>〜</div> を使う様にしてみた。 + * w3mimgdisplay では SIGINT を無視する様にした。 + * w3mimgsize もオプション設定できる様にした。 + +2001/07/07 w3m-0.2.1-img-0.3 + * kterm に限らず、X11 上の端末では画像を描画できる様にした。 + +2001/07/06 w3m-0.2.1-img-0.2 + * README.img を作成。 + * kterm-6.2.0-img-0.2.patch を w3m-0.2.1-img-0.2.patch に含める様にした。 + * コードの整理、安全側への修正 + +2001/07/04 w3m-0.2.1-img-0.1 + * バージョン管理開始。 + * Imlib 対応版。 + +2001/06/30 + * XPM 版でほぼ実装完了。 + +2001/06/19 + * MGL 版に刺激を受けて img への対応のテストを開始。 + +----------------------------------- +坂本 浩則 <hsaka@mth.biglobe.ne.jp> + http://www2u.biglobe.ne.jp/~hsaka/ diff --git a/doc-jp/README.keymap b/doc-jp/README.keymap new file mode 100644 index 0000000..cf656e1 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.keymap @@ -0,0 +1,58 @@ + +w3m のキーバインドについて + (1999/06/30) 坂本 浩則 + hsaka@mth.biglobe.ne.jp + + ~/.w3m/keymap にキーバインドを定義できます。 + 指定方法は、 + + keymap キー コマンド [引数] + + です。 + 例は keymap.default や keymap.lynx を見てください。 + 設定できるコマンドは README.func を見てください。 + + 複数文字からなるエスケープシーケンスは、 + Escape 文字 + Escape [ 文字, Escape O 文字 + Escape [ 数字 ~, EScape [ 数字 数字 ~ + のみ設定可能です。 + + 特殊文字は、 + + Ctrl : C-, ^ + Escape : ESC-, M-, \e, ^[ + Space : SPC, ' ' + Tab : TAB, \t, ^i, ^I + Delete : DEL, ^? + BackSpace: \b, ^h, ^H + NewLine : \n, ^j, ^J + Return : \r, ^m, ^M + Bell : \a, ^g, ^G + Up : UP, ^[[A + Down : DOWN, ^[[B + Right : RIGHT, ^[[C + Left : LEFT, ^[[D + ^ : \^ + + として表すことができます。 + また、端末によっては、 + + Insert : ^[[2~ + PageUp : ^[[5~ + PageDown: ^[[6~ + F1 : ^[[11~ + F2 : ^[[12~ + F3 : ^[[13~ + F4 : ^[[14~ + F5 : ^[[15~ + F6 : ^[[17~ + F7 : ^[[18~ + F8 : ^[[19~ + F9 : ^[[20~ + F10 : ^[[21~ + Help : ^[[28~ + + なども使用可能かもしれません。 + (各キーのコードは Ctrl-V + キー で確認できます。) + diff --git a/doc-jp/README.m17n b/doc-jp/README.m17n new file mode 100644 index 0000000..39efd93 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.m17n @@ -0,0 +1,669 @@ + +国際化/マルチリンガル化 w3m + 2003/03/08 + 坂本 浩則 + +はじめに + + w3m を国際化/マルチリンガル化しました。w3m-0.4.1 に対する拡張版を + 以下に置いてあります。 + + http://www2u.biglobe.ne.jp/~hsaka/w3m/index-ja.html#m17n + patch/w3m-0.4.1-m17n-20030308.tar.gz + patch/README.m17n-ja + + まだ開発版であり、(私が日本語しか解さないため)十分なテストはできて + いませんが興味ある方はお試しください。 + + 現在のところ以下の機能があります。 + +扱える文字コード + + ・日本語 + EUC-JP - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, JIS X 0212 + (EUC-JISX0213) (JIS X 0213) + ISO-2022-JP - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, JIS X 0212, etc. + ISO-2022-JP-2 - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, JIS X 0212, + GB 2312, KS X 1001, ISO 8859-1, ISO 8859-7, etc. + ISO-2022-JP-3 - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, JIS X 0213, etc + Shift_JIS(CP932) - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, CP932 の拡張文字 + Shift_JISX0213 - US_ASCII, JIS X 0208, JIS X 0201, JIS X 0213 + ・中国語(簡体字) + EUC-CN(GB2312) - US_ASCII, GB 2312 + ISO-2022-CN - US_ASCII, GB 2312, CNS-11643-1,..7, etc. + GBK(CP936) - US_ASCII, GB 2312, GBK + GB18030 - US_ASCII, GB 2312, GBK, GB18030, Unicode + HZ-GB-2312 - US_ASCII, GB 2312 + ・中国語(台湾、繁体字) + EUC-TW - US_ASCII, CNS 11643-1,..16 + ISO-2022-CN - US_ASCII, CNS-11643-1,..7, GB 2312, etc. + Big5(CP950) - Big5 + HKSCS - Big5, HKSCS + ・韓国語 + EUC-KR - US_ASCII, KS X 1001 Wansung + ISO-2022-KR - US_ASCII, KS X 1001 Wansung, etc. + Johab - US_ASCII, KS X 1001 Johab + UHC(CP949) - US_ASCII, KS X 1001 Wansung, UHC + ・ベトナム語 + TCVN-5712 VN-1, VISCII 1.1, VPS, CP1258 + ・タイ語 + TIS-620 (ISO-8859-11), CP874 + ・その他 + US_ASCII, ISO-8859-1 〜 10, 13 〜 15, + KOI8-R, KOI8-U, NeXT, CP437, CP737, CP775, CP850, CP852, CP855, CP856, + CP857, CP860, CP861, CP862, CP863, CP864, CP865, CP866, CP869, CP1006, + CP1250, CP1251, CP1252, CP1253, CP1254, CP1255, CP1256, CP1257 + ・Unicode (UCS-4) + UTF-8, UTF-7 + + 注意) + * JIS X 0201 のローマ字部分と GB 1988(中国語ASCII) は US_ASCII として + 扱います。これは、ISO-2022(7bit) で表されていると HTML のタグ部分が + 扱えなくなるからです。その他の US_ASCII の variant はそのままです。 + * JIS C 6226(旧JIS) は JIS X 0208 として扱います。 + * HZ-GB-2312 の '~\n' は対応していません。 + +表示 + + 多言語表示させるためには現在のところ以下の方法があります。 + + (1) kterm + ISO-2022-JP/CN/KR + + * kterm は kterm-6.2.0 に対して、 + http://www.st.rim.or.jp/~hanataka/kterm-6.2.0.ext02.patch.gz + の patch をあてると、JIS X 0213, CNS 11643 等が使用可能になります。 + + * kterm に対して -fl オプションまたは ~/.Xdefaults 等で fontList を + 設定します + + -fl "*--16-*-jisx0213.2000-*,\ + *--16-*-jisx0212.1990-0,\ + *--16-*-ksc5601.1987-0,\ + *--16-*-gb2312.1980-0,\ + *--16-*-cns11643.1992-*,\ + *--16-*-iso8859-*" + + JIS 以外のフォントは X11 (XFree86) や Mule の配布物に幾つかありますし、 + Linux や FreeBSD の package からも使えます。 + JIS X 0213 のフォントは、 + http://www.mars.sphere.ne.jp/imamura/jisx0213.html + にあるものが使えます。 + + * w3m-m17n のオプション設定で表示コードを ISO-2022-JP (もしくは + ISO-2022-JP-2, KR, CN) にし、後述の strict_iso2022 + (厳密な ISO-2022-JP/KR/CN を使う) を OFF にします。 + + (2) xterm + UTF-8 + + * xterm は XFree86 の最新版を使います。xterm-140 以降を推奨します。 + http://www.clark.net/pub/dickey/xterm/xterm.html + + * Unicode のフォントは + http://www.cl.cam.ac.uk/~mgk25/ucs-fonts.html + http://openlab.ring.gr.jp/efont/ + などにあります。 + + * xterm を -u8 -wc オプション付きで使用します。 + フォントは、 + -fn "*-medium-*--13-*-iso10646-1" \ + -fb "*-bold-*--13-*-iso10646-1" \ + -fw "*-medium-*-ja-13-*-iso10646-1" + の様に指定します。 + + * w3m-m17n のオプション設定で表示コードを UTF-8 にします。 + 後述の pre_conv (文書の読み込み時に文字コードを変換する) を + ON にしておく方が良いです。そうしておかない場合、 + ISO 2022 系の多バイト文字集合(JIS)の一部を表示する場合、 + レンダリングが崩れる可能性があります。 + + (3) mlterm + ISO-2022-JP/KR/CN or UTF-8 + + * Homepage + http://mlterm.sourceforge.net/ + + * エンコーディングを ISO-2022-JP/KR/CN または UTF-8 にします。 + + 本当の多言語表示をさせるのは以上の方法だけですが、 + EUC-JP の場合、中国語や ISO-8859-* を疑似的に表示させることもできます。 + + * kterm や日本語対応端末のフォントを JIS X 0213 にします。 + # しなくてもいいのですが、かなり表現能力が落ちます。 + + * w3m-m17n のオプション設定で表示コードを EUC-JP にします。 + 後述の pre_conv, use_gb12345_map, use_jisx0213 を ON にします。 + EUC-JP の SS3 (JIS X 0212) を解する端末の場合は、 + use_jisx0212 も ON にします。 + + また、w3m-m17n は表示コードを切替えることも可能です。 + 端末がフォントを切替えられるならば文書の言語に従って表示コードと + フォントを切替えて使用することも可能です。 + +コマンドラインオプション + + -I <優先文書コード> + -O <表示/出力コード> + + 基本的に MIME での charset としますが、以下の略号も受け付けます。 + + j(p): ISO-2022-JP + j(p)2: ISO-2022-JP-2 + j(p)3: ISO-2022-JP-3 + cn: ISO-2022-CN + kr: ISO-2022-KR + e(j): EUC-JP + ec,g(b): EUC-CN(GB2312) + et: EUC-TW + ek: EUC-KR + s(jis): Shift-JIS + sjisx0213: Shift-JISX0213 + gbk: GBK + gb18030: GB18030 + h(z): HZ-GB-2312 + b(ig5): Big5 + hk(scs): HKSCS + jo(hab): Johab + uhc: UHC + l?: ISO-8859-? + t(is): TIS-620(ISO-8859-11) + tc(vn): TCVN-5712 VN-1 + v(iscii): VISCII 1.1 + vp(s): VPS + ko(i8r): KOI8-R + koi8u: KOI8-U + n(ext): NeXT + cp???: CP??? + w12??: CP12?? + u(tf8): UTF-8 + u(tf)7: UTF-7 + +オプションパネル + + display_charset + 表示用文字コード + document_charset + 文書の標準の文字コード + auto_detect + 文書の読み込み時に文字コードの自動判定を行う(デフォルト ON) + system_charset + システムの文字コード。設定ファイルやファイル名に使用する。 + follow_locale + Locale(環境変数 LANG) に従って、システムの文字コードを設定する。 + (デフォルト ON) + ext_halfdump + 表示用文字コードで halfdump の出力を行う + search_conv + 検索文字列を文書の文字コードに変換する(デフォルト ON) + use_wide + 複数カラムの文字を使う(デフォルト ON) + use_combining + 結合文字を使う(デフォルト ON) + use_language_tag + Unicode の言語タグを使う(デフォルト ON) + ucs_conv + Unicode を介したコード変換(デフォルト ON) + pre_conv + 文書の読み込み時に文字コードを変換する(デフォルト OFF) + fix_width + 文字幅の変わる変換をしない(デフォルト ON) + OFF にするとレンダリングが崩れる可能性がある。 + use_gb12345_map + GB 12345 の Unicode マップを GB 2312 用に使う(デフォルト OFF) + ON にすると EUC-CN, HZ を EUC-JP や EUC-TW で出力する場合に有用。 + use_jisx0201 + ISO-2022-JP で JIS X 0201 Roman を使う(デフォルト OFF) + use_jisc6226 + ISO-2022-JP で JIS C 6226:1978 (旧JIS) を使う(デフォルト OFF) + use_jisx0201k + JIS X 0201 Katakana を使う(デフォルト OFF) + OFF にすると通常は JIS X 0208 に変換される。 + use_jisx0212 + JIS X 0212:1990 (補助漢字) を使う(デフォルト OFF) + use_jisx0213 + JIS X 0213:2000 (2000JIS) を使う(デフォルト OFF) + ON の場合、EUC-JP は EUC-JISX0213 相当。 + OFF の場合、Shift_JISX0213 は純粋な Shift_JIS になる。 + strict_iso2022 + 厳密な ISO-2022-JP/KR/CN を使う(デフォルト ON) + OFF にすると ISO 2022 系の文字集合は全て表示/出力する。 + + alt_entity + エンティティを ASCII の代替表現で表す(デフォルト ON) + OFF にすると ISO 8859-1 として扱う。 + graphic_char + テーブルやメニューの枠に graphic 文字を使う(デフォルト OFF) + OFF の場合 CJK の文字コード、UTF-8 では罫線を使う。 + +コード変換 + + ・各コード間で特別の変換を用意しているものは、 + * EUC-JP <-> ISO-2022-JP <-> Shift-JIS + * EUC-CN <-> ISO-2022-CN <-> HZ-GB-2312 + * EUC-TW <-> ISO-2022-CN + * EUC-KR <-> ISO-2022-KR <-> Johab (記号、Hanja のみ) + のみです。それ以外は Unicode を介した変換となります。 + +文書のコードの切替え + + '=' で文書の情報を表示させると文書のコードを選択できる様になっています。 + + また、keymap として + keymap C CHARSET + keymap M-c DEFAULT_CHARSET + の様に設定しておくと、C で現在の文書のコードを、M-c で標準の文書の + コードを変更できます。 + +一行エディタ + + 8bit 文字の場合は、表示コードが 8bit コードの場合はそのコードで、 + 表示コードが 7bit コード(ISO-2022) の場合は、対応する EUC で + 扱います。HZ での入力は対応していません。 + + ISO-2022(7bit) で入力する場合は、ISO-2022-JP 型 (G0 のみ使う) + しか使えません。 + 理由は、G1 〜 G3 を使うために必要な SI(\017, ^O), SO(\016, ^N) + SS3(ESC O, ^[O) が他に割り当てられているためです。 + +正規表現 + + 対応しています。[あ-ん] なども使用可能です。 + +URL やファイルの文字コード + + 文書内の URL は文書の文字コード、local ファイルの文字コードは SystemCharset + であつかわれます。ただし、通常 % でエンコードして扱われます。 + アクセス時は HTTP, GOPHER の場合はエンコードしたまま、その他の場合は、 + 自力で %?? をデコードして(SystemCharset に戻してから)アクセスします。 + + * コマンドライン引数では、デフォルトでは + scheme: がある場合ば URL (#label や ?query, % でのクォートを解釈) + scheme: がない場合は全てファイル名 (#label も解釈しない) + としています。 + オプション argv_is_url=1 で全て URL 扱いにすることもできます。 + * LOAD('V') では全てファイル名として解釈します。 + * GOTO('U') はコマンドラインと全く同じ扱いにしています。 + current の URL も NULL にしています。 + +既知のバグ(というか問題のある仕様) + + * 日本語 L10N はしてますが、I18N(NLS) 関連は未対応です。 + * 結合文字が文字列の先頭にきた場合、レンダリングが崩れる(かもしれない)。 + * JIS X 0213 は、まだ使用例が少ないため入力時に関しては、JIS X 0208 や + JIS X 0212 のエスケープシーケンスが使われていても読み込む様にしている。 + また、JIS X 0213 で包摂基準の変わった文字でも JIS X 0208 とみなす。 + * ISO 2022 での C0, C1 集合への指示は無視されます。 + C0 は常に ACSII のコントロール文字、C1 は未定義文字となります。 + * JIS X 0208:1990 の ESC & @ は無視されます。 + +----------------------------------- +TODO + + * NLS 対応 + # NLS ライブラリ(gettext, catgets) を使うか、自前で処理するか? + # 落ち着いてからでも良いと思う。 + * #undef USE_M17N, #define LANG EN, #undef USE_UNICODE のチェック + # 時々やらないとまずいかな。やっぱり。 + +----------------------------------- +更新記録 + +2003/03/08 w3m-0.4.1-m17n-20030308 + * w3m-0.4.1 ベース + +2003/02/24 w3m-0.4-m17n-20030224 + * w3m-0.4 ベース + +2003/02/11 w3m-0.4rc1-m17n-20030211 + * w3m-0.4rc1 ベース + +2003/02/07 w3m-0.3.2.2-m17n-20030207 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.742 ベース + +2003/02/01 w3m-0.3.2.2-m17n-20030201 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.734 ベース + +2003/01/31 w3m-0.3.2.2-m17n-20030131 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.732 ベース + +2003/01/23 w3m-0.3.2.2-m17n-20030123 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.705 ベース + +2003/01/22 w3m-0.3.2.2-m17n-20030122 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.699 ベース + +2003/01/01 w3m-0.3.2.2-m17n-20030101 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.655 ベース + +2002/12/22 w3m-0.3.2.2-m17n-20021222 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.640 ベース + +2002/12/19 w3m-0.3.2.2-m17n-20021219 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.635 ベース + +2002/12/07 w3m-0.3.2.2-m17n-20021207 + * w3m-0.3.2.2+cvs-1.599 ベース + * int != long な環境での問題を修正 + +2002/11/27 w3m-0.3.2.1-m17n-20021127 + * w3m-0.3.2.1+cvs-1.562 ベース + +2002/11/20 w3m-0.3.2-m17n-20021120 + * w3m-0.3.2+cvs-1.538 ベース + +2002/11/18 + * 文字コードの自動判別に UTF-7 を追加。 + +2002/11/16 w3m-0.3.2-m17n-20021116 + * w3m-0.3.2+cvs-1.526 ベース + +2002/11/13 w3m-0.3.2-m17n-20021113 + * w3m-0.3.2+cvs-1.506 ベース + +2002/11/12 w3m-0.3.2-m17n-20021112 + * w3m-0.3.2+cvs-1.498 ベース + +2002/11/09 w3m-0.3.2-m17n-20021109 + * w3m-0.3.2+cvs-1.490 ベース + +2002/11/07 w3m-0.3.2-m17n-20021107 + * w3m-0.3.2 ベース + * [w3m-dev 03371] は適用 + +2002/10/22 w3m-0.3.1-m17n-20021022 + * w3m-0.3.1+cvs-1.444 ベース + +2002/07/17 w3m-0.3.1-m17n-20020717 + * w3m-0.3.1 ベース + +2002/05/29 w3m-0.3-m17n-20020529 + * w3m-0.3+cvs-1.379 ベース + +2002/03/16 w3m-0.3-m17n-20020316 + * w3m-0.3+cvs-1.353 ベース + +2002/03/11 w3m-0.3-m17n-20020311 + * w3m-0.3+cvs-1.342 ベース + * バグ修正 + +2002/02/16 w3m-0.2.5-m17n-20020216 + * w3m-0.2.5+cvs-1.319 ベース + * use_wide オプションを追加 + +2002/02/05 w3m-0.2.5-m17n-20020205 + * w3m-0.2.5+cvs-1.302 ベース + +2002/02/02 w3m-0.2.5-m17n-20020202 + * w3m-0.2.5+cvs-1.291 ベース + +2002/01/31 w3m-0.2.4-m17n-20020131 + * w3m-0.2.4+cvs-1.278 ベース + +2002/01/29 w3m-0.2.4-m17n-20020129 + * w3m-0.2.4+cvs-1.268 ベース + * バグ修正 + +2002/01/28 w3m-0.2.4-m17n-20020128 + * w3m-0.2.4+cvs-1.265 ベース + +2002/01/08 w3m-0.2.4-m17n-20020108 + * w3m-0.2.4 ベース + +2002/01/07 + * 一部の wc_conv,wc_Str_conv を wc_conv_strict,wc_Str_conv_strict で + 置き換え。 + +2001/12/31 + * HKSCS の Unicode 変換表を追加 + * Big5 の Unicode 変換表を修正 + * Big5 と CNS11643 の変換を廃止(Unicode ベースへ) + * HKSCS の扱いを修正 + +2001/12/30 w3m-0.2.3.2-m17n-20011230 + * w3m-0.2.3.2+cvs-1.196 ベース + +2001/12/22 w3m-0.2.3.2-m17n-20011222 + * w3m-0.2.3.2 ベース + * [w3m-dev-en 00660] INET6 のときコンパイルできない + * [w3m-dev-en 00663] WC_N_??? の2重定義の修正 + +2001/12/21 w3m-0.2.3.1-m17n-20011221 + * w3m-0.2.3.1 ベース + +2001/12/19 + * HKSCS を追加。Unicode の変換表は未だ。 + * KOI8-U を追加。 + +2001/12/18 w3m-0.2.2-m17n+cvs-1.137 + * ISO 8859-16 の Unciode 変換表を追加 + * JIS X 0208(0213) の 0x7425,0x7426 を JIS X 0213 扱いに + * バグ修正 + +2001/12/17 w3m-0.2.2-m17n+cvs-1.131 + +2001/12/15 w3m-0.2.2-m17n+cvs-1.124 + * sourceforge.net の CVS をベース + * UTF-7 に対応。 + * -o ext_halfdump を追加。 + * =?iso-8859-1?q? の様な小文字での MIME の指定に対応。 + * ISO 2022 の ESC % を読み飛ばす様にした。 + * ks_c_5601-1987 (ksc) を EUC-KR と認識する様にした。 + * locale が zh_TW, zh_HK の時のデフォルトの文字コードを Big5 へ。 + * 結合文字の直前で改行されることがあるバグの修正。 + * resize すると文字化けすることがある問題の修正。 + * UTF-8 判定部のバグ修正。 + +2001/04/12 w3m-(0.2.1)-m17n-0.19 + * JISX0212, JISX0213 の"チルダ"の Unicode への変換を FULLWIDTH TILDE + に修正。 + * MICRO SIGN を JISX0208 の"ギリシャ小文字ミュー"へ変換する様にした。 + * [w3m-dev 01892], [w3m-dev 01894], [w3m-dev 01898], [w3m-dev 01902] + に対応。 + +2001/03/31 + * <_SYMBOL> の実装の修正。 + * -dump の時でも pre_conv のデフォルトは OFF。 + +2001/03/29 + * TCVN 5712 の結合文字に対応。 + * [w3m-dev 01873], [w3m-dev-en 00411] に対応。 + +2001/03/28 + * configure で suffix 無しを指定可能にした。(thanks to naddy!) + * #define USE_SSL で #undef USE_SSL_VERIFY の場合に rc.c がコンパイル + できないバグの修正。(thanks to naddy!) + * [w3m-dev 01859] に対応。 + * Shift-JIS で 0xA0 がエラーとならないバグ修正。 + * <_SYMBOL> の実装の変更。[w3m-dev 01852] に対応。 + +2001/03/24 w3m-(0.2.1)-m17n-0.18 + * w3m-0.2.1 ベース + * [w3m-dev 01703], [w3m-dev 01814], [w3m-dev 01823] に対応。 + * ISO-2022-JP-3 を ISO-2022-JP と分離。ISO-2022-JP では絶対に + JIS X 0212 や JIS X 0213 を送らない様にした。 + * 自動判別の改良。 + +2001/03/23 + * w3m-0.2.0 ベース + +2001/02/21 + * CHARSET, DEFAULT_CHARSET 関数を追加。 + * frame の時の文字コード判定を改良。 + +2001/03/20 + * FULL WIDTH variant (ASCII 以外)からの変換を行う様にした。 + +2001/03/18 w3m-(0.1.11-pre-hsaka24)-m17n-0.17 + * [w3m-dev 01779] w3m-0.1.11-pre-hsaka24 への対応。 + * JIS X 0213 を JIS X 0212 より優先するようにした。 + +2001/03/14 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.16 + * JIS X 0213 と Unicode Extention B との変換を追加。 + * JIS X 0213 と Unicode 変換の修正。 + * UHC をハングルと判定するように修正。 + * pre_conv = ON の場合は、search_conv を無視する。 + +2001/03/09 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.15 + * wc_wchar_t を改良(主に Unicode 用)。 + * Unicode の扱いの幾つかのバグ修正。 + * GBK, GB18030 で出力する場合は use_gb12345_map は無効にした。 + * -dump の時は常に pre_conv = ON。 + * -dump や -halfdump の時は余計な処理はしない様にした。 + * system の文字コードを環境変数 LC_CTYPE -> LANG -> LC_ALL の順で設定 + する様にした。 + * [w3m-dev 01724], [w3m-dev 01726], [w3m-dev 01752], [w3m-dev 01753], + [w3m-dev 01754] に対応。 + +2001/03/06 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.14 + * Language tag (UTR#7) に対応してみた。 + * GB18030, Johab と Unicode 変換部のバグ修正。 + * Unicode の full width の結合文字(ひらがなの濁音など)を precompose できて + いなかったバグの修正。(w3m-m17n-0.10 で直したはずが直っていなかった) + +2001/03/04 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.13 + * GBK(CP936), GB18030, UHC(CP949) に対応。 + * GB2312, GB12345 の Unicode のマッピングテーブルを CP936, GB18030 と + 互換にした。(コード: 0xA1A4, 0xA1AA) + * Unicode の 0xFFFE, 0xFFFF をそのまま通す様にした。(GB18030 との互換性) + * Unicode の NBSP が 0x80 になっていたバグ修正。 + +2001/03/03 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.12 + * CP932 に対応。Shift_JIS は CP932 を意味するものとし、Shift_JISX0213 は + 明示しないかぎり判別しない。 + * JIS X 0213 対応にかなりバグがあったので修正。ただし厳密に JIS X 0213 に + 従ってはいない。 + * JIS X 0208 → Unicode のマッピングテーブルを CP932 のものに置き換え。 + "\", "〜", "‖", "−", "¢", "£", "¬" + Unicode → JIS X 0208 は両方。0x00A5 (YEN SIGN) も "¥" へ変換。 + * Unicode への変換時のエラー処理のバグの修正。 + * CP1258 での出力時ののバグ修正。 + * 標準入力からのデータを vwSrc で HTML 表示する時の一時ファイルの + * configure の typo 修正。(下津さん thanks!) + * HTML 中の属性値の URL の最初と最後の空白文字は削除するようにした。 + (下津さん thanks!) + +2001/02/15 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.11 + * Strdelete のバグが非常にまずいので、とりあえず公開。 + +2001/01/29 + * Refresh で相対パスの場合に動作していなかったのを修正。 + # そもそも goURL() を使うのがまずいんじゃ... + +2001/01/23 + * Strdelete の処理を元に戻した。(坂根さん thanks!) + +2001/01/19 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.10 + * Unicode の full width の結合文字(ひらがなの濁音など)を precompose できて + いなかったバグの修正。 + * [w3m-dev 01650], [w3m-dev 01651], [w3m-dev 01560] に対応。 + +2001/01/17 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.9 + * [w3m-dev 01617], [w3m-dev 01621], [w3m-dev 01624], [w3m-dev 01625], + [w3m-dev 01635], [w3m-dev 01643], [w3m-dev 01647] に対応。 + +2001/01/16 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.8 (置き換え) + * typo 修正(坂根さん thanks!) + +2001/01/14 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.8 + * JIS X 0213-2 にバグがあるがとりあえず公開する。 + +2000/12/29 + * [w3m-dev 01594] に対応。(やまてさん thanks!) + * [w3m-dev 01602] に対応。 + +2000/12/27 + * UCS-2/4 の扱いを改良。Unicode 以外の 31個の 16bit文字セット、 + 7個の 32bit文字セットが使用可能。 + # 使う事あるのか? → GB18030 で使うことになりそう + PCSW(Shift_JIS,Big5,等) の扱いについても改良を考案中。 + * checkType() で s->length > size の場合の処理にバグがあったものを修正。 + # 全然、直って無かった。(やまてさん thanks!) + * Big5 の Level1 と Level2 を分ける位置が間違っていた。 + # 一年近く昔からのバグ。なぜ気づかなかったのだろう。 + +2000/12/25 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.7 + * UCS-2/4 の扱いを他の 16/32bit コードが使える様に改良するため、 + とりあえず、w3m-m17n-0.7 としてまとめる。 + * [w3m-dev 01564] に対応。(やまてさん thanks!) + +2000/12/24 + * Johab に対応。自前の Unicode 変換テーブルを持ちたくなかったため、 + 特殊な変換になってしまい汎用性に欠けるようになってしまった。 + * wtf_gr_ces が KS X 1001 だった場合にハングルが "わかち書き" されない + バグの修正。 + * UCS の中でハングルと判定するコードポイントを増やした。 + * file 名中に '+' を含む file にアクセスできなくなっていたバグの修正。 + +2000/12/23 + * checkType() で s->length > size の場合の処理にバグがあったものを修正。 + * UTF-8 の解析で現れるべきではないシーケンス(サロゲート等)のチェックを + 行う様にした。 + * WC_CCS_SET と WC_CCS_TYPE を混同していたバグの修正(良く動いてたなぁ) + * Big5 の表現をそのままのコード(WC_CCS_BIG5)と CS94 型のコード + (WC_CCS_BIG5_1, WC_CCS_BIG5_2)の両方を使える様にした。 + +2000/12/22 + * [w3m-dev 01555], [w3m-dev 01556] に対応。 + +2000/12/21 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.6 + * ISO 2022 の SS2, SS3 に関する修正が適用されていなかったので再修正。 + * [w3m-dev 01531], [w3m-dev 01534] に対応。 + * textarea を編集した後、読み込むときに auto detect を ON にした。 + DisplayCharset が 7bit コード(特に ISO-2022-JP)の場合に対応。 + * form 中での PC_UNKNOWN の処理を追加。 + * form 中での PC_CTRL の幅が 2 になっていたものを修正。 + * form 中での結合文字(width=0)に対処。 + * DEL の wtf_width_map が 2 になっていたバグの修正。 + * table 中に <hr> があるとレンダリングが崩れるバグの修正。(やまてさん thanks!) + * pager モードから HTML view する場合は buf->document_charset で + saveBuffer する様にした。 + * entity の扱いの整理。 + * DocumentCharset が UTF-8 の場合の auto detect で ISO-8859-1 を判別する + ことを止めた。ISO-2022 のみ判別する。 + * wc_ces と wc_ccs の typo を修正 + * sourcefile を load する場合は常に file_to_url() する様にした。 + +2000/12/20 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.5 + * entity の扱いの改良。conv_entity を直接呼ぶコードに対応。 + * ANSI color escape sequence 対応。 + +2000/12/19 + * ページャモードで \b の解析時のバグ修正。(坂根さん thanks!) + * <ol><li> の後の空白文字が削除されないバグ修正。 + * Str.c 内の strncpy を bcopy へ。 + * 型のチェック(特に unsigned char と char)。(坂根さん thanks!) + * マクロの引数を () で囲んでいなかったものの修正。 + * libwc/Makefile で ranlib をそのまま使っていたのをマクロに。 + +2000/12/18 + * -I オプションが指定されている場合、コマンドラインのファイルまたは + URL の読み込みに関してはヘッダや <META> の Content-Type での + charset の指定を適用しない様に変更。 + * <META> での charset の指定がクリアされていないバグの修正。 + +2000/12/17 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.4 + * [w3m-dev 01515], [w3m-dev 01516] に対応。 + * INTSPACE の処理に関するコード整理。 + * テーブルの枠などの symbol に関するバグ修正。 + * 表示する時、ごく稀にゴミがでる問題の修正。 + +2000/12/16 w3m-(0.1.11-pre-kokb23)-m17n-0.3 + * w3m-0.1.11-pre-kokb23 対応。 + +2000/12/16 w3m-(0.1.11-pre-kokb22)-m17n-0.2 + * テーブルの枠が検索でおかしなマッチをする問題を修正。 + 合わせて <UL> の記号等も同じ処理に改良。 + * #ifdef __EMX__ の場合に CodePage から DisplayCharset 等を設定する様 + にしてみた。(動作は未確認) + +2000/12/15 + * ISO 2022 の SS2, SS3 に関する修正。 + * SHOW_PARAMS に関する修正。 + * loadHTMLString で作成したバッファにも文字コードを適宜設定。 + +2000/12/15 w3m-(0.1.11-pre-kokb22)-m17n-0.1 + * 最初の alpha リリース + * configure に対応。 + +----------------------------------- +坂本 浩則 <hsaka@mth.biglobe.ne.jp> + http://www2u.biglobe.ne.jp/~hsaka/ + diff --git a/doc-jp/README.mailcap b/doc-jp/README.mailcap new file mode 100644 index 0000000..7cec03e --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.mailcap @@ -0,0 +1,47 @@ +mailcap サポートについて + + (2000/11/07) 岡部克也 + okabek@guitar.ocn.ne.jp + + ・ 2000/10/6 の版から, mailcap のフィールド test, nametemplate, needsterminal, + copiousoutput, edit (参照: RFC 1524) を見るようになりました. + また 2000/10/26 の版からは, mailcap と mime.types ファイルの場所が Option + Setting Panel で変更できるようになりました. + + ・ mailcap 中の %s は外部コマンドに渡すパス名, %t は content-type で置換されま + す. + + ・ もし mailcap エントリに test=command フィールドが存在する場合 command の実 + 行結果が真であるときのみ, 外部コマンドが実行されます. 例えば + + image/gif; xv '%s'; test=test "$DISPLAY" + + のように書けば, DISPLAY 環境変数がセットされているときのみ xv が実行されま + す. + + ・ もし mailcap エントリに copiousoutput フィールドが存在する場合, 外部コマン + ドの標準出力はバッファに読み込まれます. + 例: + + application/x-troff-man;/usr/bin/nroff -mandoc;copiousoutput + + LESSOPEN コマンドでできる事は, 大部分これで置き換える事ができます. そのため + LESSOPEN の利用はオプション扱いになりました. + + w3m の拡張フィールドとして, x-htmloutput があります. copiousoutput と同様に + コマンドの実行結果がバッファに読み込まれますが, HTML としてレンダリングする + 所が異なります. この機能を使う場合は, w3m 用の mailcap ファイルを別に用意す + るか, 他のブラウザ用に x-htmloutput を含まないエントリを前に置いておくと良 + いかもしれません. + (2001/08/01) 坂本 + htmloutput → x-htmloutput + + ・ nametemplate= は外部コマンドに渡すファイル名の拡張子を指定します. + テンポラリファイルを作るとき, 通常元の URL の拡張子がファイル名に付けられま + すが, nametemplate= フィールドによって変更する事ができます. + 例: + + application/x-dvi;xdvi '%s';test=test -n "$DISPLAY";nametemplate=%s.dvi + + ・ needsterminal, edit については RFC 1524 を見てください. + diff --git a/doc-jp/README.menu b/doc-jp/README.menu new file mode 100644 index 0000000..0cb8424 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.menu @@ -0,0 +1,106 @@ + +w3m のメニューについて + (2002/11/27) 坂本 浩則 + hsaka@mth.biglobe.ne.jp + +[1] キー操作 + + ・一般的なもの + + HELP, INS キー : メニューの立ち上げ + HELP, INS キー, C-c, : メニューの消去 + RET(C-m, C-j), SPC, →キー : 選択 + BS(C-h), DEL(C-?), ←キー : 戻る + C-n, j, ↓キー : 下の項目へ + C-p, k, ↑キー : 上の項目へ + J : 項目を上にスクロール + K : 項目を下にスクロール + C-a : 先頭の項目へ + C-e : 最後の項目へ + C-f, C-v : 次ページの項目へ + C-b, M-v : 前ページの項目へ + C-s, / : 項目を下に向かって検索 + C-r, ? : 項目を上に向かって検索 + n : 次の項目を検索 + N : 前の項目を検索 + C-z : サスペンド + + # INS は通常 ^[[2~ ですが ^[[L(コンソール), ^[[E(PocketBSD) にも + バインドしてあります。 + + MenuKeymap, MenuEscKeymap, MenuEscBKeymap, MenuEscDKeymap (menu.c) + で定義 + + ・個別のメニュー用 + + MenuItem 構造体 (menu.h) の char *keys に設定(複数可能) + 上記のキー操作に上書きされます。 + +[2] マウス + + ボタン3 : メニューの立ち上げ + + 立ち上げ後 + + ボタン1/3 (項目) : 選択 + ″ (枠,MENU_NOP) : 何もしない + ″ (枠外) : 戻る(メニューの消去) + ″ ( : ) : 次ページまたは前ページの項目へ + (長いメニューの場合) + ″ (ドラッグ) : スクロール + +[3] メニューのカスタマイズ + + ~/.w3m/menu にメニューを定義できます。 + メニューは、 + + menu MENU_ID + 項目 + : + end + + として設定します。各項目には、 + + func LABEL FUNCTION KEYS [DATA] コマンド実行 + popup LABEL MENU_ID KEYS サブメニュー立ち上げ + nop LABEL 何もしない(セパレータやタイトル) + + を設定可能です。 + 例は menu.default や menu.submenu を見てください。 + 設定できるコマンド(FUNCTION)は README.func を見てください。 + MENU_ID として "Main" はメインメニューに、"Select" はバッファ選択 + メニューに、"SelectTab" はタブ選択メニューに予約されています。 + KEYS はバインドするキーで複数指定可能です。 + DATA が設定されていればコマンド(FUNCTION)の引数として使われます。 + +[4] 開発について + + メニュールーチンの例は mainMenu(), optionMenu() を見れば分かると思います。 + このルーチンと以下の MenuItem 構造体を定義すれば、ほとんどのメニューは、 + 設定できると思います。 + + MenuItem 構造体 (menu.h) + + struct { + int type; /* タイプ */ + char *label; /* ラベル */ + int *variable; /* VALUE_MENU の場合に設定する変数 */ + int value; /* VALUE_MENU の場合に設定する値 */ + void (*func)(); /* 選択された時に実行する関数 */ + struct _Menu *popup; /* サブメニュー */ + char *keys; /* バインドするキー(複数可能) */ + } MenuItem; + + タイプ type は以下のものが使用できます。 + + MENU_NOP (1) : なにもしない。選択もできない。 + (タイトルやセパレータ用) + MENU_FUNC (2) : 関数を実行 + MENU_VALUE (4) : 変数(*variable)に値(value)を設定 + MENU_POPUP (8) : サブメニューを立ち上げる + + MENU_FUNC と MENU_VALUE は (MENU_FUNC | MENU_VALUE) と + 設定することで両方の動作をします。(変数設定が先です) + + 設定例は、MainMenuItem (menu.c) や new_option_menu() を見てください。 + diff --git a/doc-jp/README.migemo b/doc-jp/README.migemo new file mode 100644 index 0000000..439644d --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.migemo @@ -0,0 +1,39 @@ +w3m で Migemo (ローマ字検索)を行う + + (2002/02/23) 日台健一 + hidai@nmn.jp + + ・ Migemo を用いることでローマ字のインクリメンタル検索を行うことができます. + あらかじめ Migemo がインストールされている必要があります. + http://migemo.namazu.org/ + + ・ configure スクリプト実行時に --with-migemo オプションを付けることで利用可 + 能となります. + + ・ オプションパネルにて以下の設定をします. 辞書のパスは適切に書き換えて下さい. + + Migemo を使用する ... ON + Migemo コマンド ..... migemo -t egrep /usr/local/share/migemo/migemo-dict + + ・ 正しく設定されていれば、通常の検索においてローマ字検索ができるはずです. + ローマ字検索が行われていないようであれば、次の項目を確認して下さい. + + ・ うまく動かないときは、以下のように migemo コマンドの動作確認をして下さい. + 入力したローマ字に対して、それを展開した正規表現が出力されれば成功です. + (コマンドは、オプションパネルの「Migemo コマンド」に設定したもの) + + % migemo -t egrep /usr/local/share/migemo/migemo-dict + migemo + migemo|migemo|みげも|ミゲモ + romaji + romaji|romaji|ろまじ|ロ(ーマ字|マジ) + + ・ デフォルトでは、/ ? が通常の検索、C-s C-r がインクリメンタル検索にバインド + されています. / ? でインクリメンタル検索を行うには、~/.w3m/keymap に以下の + 設定をします. + + keymap / ISEARCH + keymap ? ISEARCH_BACK + + ・ Migemo に付属の migemo-server を使用する必要はありません. w3m は migemo コ + マンドを直接実行 (popen(3)) します. diff --git a/doc-jp/README.mouse b/doc-jp/README.mouse new file mode 100644 index 0000000..31fd11e --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.mouse @@ -0,0 +1,66 @@ +~/.w3m/mouse の形式は、 + +menu メニューの文字列(デフォルトなし) +lastline 最下行の文字列(デフォルト『≪↑↓』) +button 番号 位置 関数 [引数] + + +番号: 1…左ボタン + 2…中ボタン + 3…右ボタン + +位置: menu <x1> <x2> … メニュー上でクリック + lastline <x1> <x2> … 最下行でクリック + default … 他の設定が無い時のデフォルト + anchor … アンカー上でクリック + active … アクティブなアンカー上でクリック + tab … タブ上でクリック + +<x1> : 左端のカラム位置 +<x2> : 右端のカラム位 + +です。 +互換性のために <位置> での menu は省略可能です。 + +デフォルトの設定(func.c 内)は、 + +button 1 default MOVE_MOUSE +button 2 default BACK +button 3 default MENU_MOUSE + +button 1 active GOTO_LINK + +button 1 tab TAB_MOUSE +button 2 tab CLOSE_TAB_MOUSE + +lastline "≪↑↓" +button 1 lastline 0 1 BACK +button 1 lastline 2 3 PREV_PAGE +button 1 lastline 4 5 NEXT_PAGE + +と同等です。(これまでと同じはず) + +・例えば、 + + button 1 anchor COMMAND "MOVE_MOUSE; GOTO_LINK" + + と設定するとアクティブでないアンカー上でも左クリックしただけで、 + リンク先に飛びます。(GUI ブラウザと同じ様な動作) + +・~/.w3m/menu で + + menu Active + func "リンクを表示 (a)" GOTO_LINK "a" + func "新しいタブで表示 (t)" TAB_LINK "t" + func "リンクを保存 (d)" SAVE_LINK "d" + func "外部ブラウザで表示 (m)" EXTERN_LINK "m" + end + + の様に設定しておいて、~/.w3m/mouse で + + button 3 anchor MENU_MOUSE Active + + と設定すると、アンカー上で右クリックしするとアンカー用の + メニューが開きます。 + +こんな感じで使ってみてください。 diff --git a/doc-jp/README.pre_form b/doc-jp/README.pre_form new file mode 100644 index 0000000..eef127f --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.pre_form @@ -0,0 +1,35 @@ +pre_form: $BFCDj$N%5%$%H$r3+$$$?;~$K!"(Bform $B$rM=$a@_Dj$9$k5!G=$G$9!#(B + +$BNI$/;H$&7G<(HD$H$+$G$OJXMx$H;W$$$^$9$,!"0BA4@-$,5>@7$K$J$k$+$b(B +$B$7$l$^$;$s!#FC$K(B submit $B$O5$$r$D$1$F;H$C$F2<$5$$!#(B + +$B%G%U%)%k%H$N@_Dj%U%!%$%k$O(B ~/.w3m/pre_form $B$G$9!#(B +$B@_Dj%U%)!<%^%C%H$O!"(B + +url <url>|/<re-url>/ +form [<name>] <action> +text <name> <value> +file <name> <value> +password <name> <value> +checkbox <name> <value> [<checked>] +radio <name> <value> +section <name> <value> +submit [<name> [<value>]] +image [<name> [<value>]] +textarea <name> +<value> + : +/textarea + +$B$G$9!#(B +<action> $B$,@_Dj$7$F$"$k;~$O!"0lCW$9$k(B action $BB0@-$r;}$D(B form $B$N$_(B +$B@_Dj$7$^$9!#(B +text, file, password, select, textarea $B$O0lCW$9$k(B name $BB0@-$r;}$D(B +input, select $B$^$?$O(B textarea $BMWAG$N(B value $BB0@-$r@_Dj$7$^$9!#(B +checkbox, radio $B$O(B name $BB0@-$H(B value $BB0@-$,0lCW$9$k(B input $BMWAG$r(B +check $B$7$^$9!#(B +<checked> $B$,(B 0$B!"(Bno $B$^$?$O(B off $B$N>l9g$O(B checkbox $B$N(B check $B$r30$7$^$9!#(B +submit, image $B$N>l9g!"(B<name> $B$,@_Dj$7$F$"$k;~$O!"0lCW$9$k(B name $BB0@-(B +($B$H(B value $BB0@-(B)$B$r;}$D(B input $BMWAG$r(B submit $B$7$^$9!#(B<name> $B$r@_Dj$7$F(B +$B$$$J$$>l9g$O!":G8e$N(B input type=submit $BMWAG$r(B submit $B$7$^$9!#(B +<name> $B$d(B <value> $B$O!"%7%'%k$NMM$K(B \,'$B!A(B',"$B!A(B" $B$G%/%)!<%H2DG=$G$9!#(B diff --git a/doc-jp/README.tab b/doc-jp/README.tab new file mode 100644 index 0000000..61f7c58 --- /dev/null +++ b/doc-jp/README.tab @@ -0,0 +1,43 @@ +w3m $B$r%?%V%V%i%&%62=(B + +$B%-!<A`:n$ODj5A$7$F$$$^$;$s$N$G!"0J2<$N4X?t$rE,Ev$J%-!<$K@_Dj$7$F(B +$B$*;H$$2<$5$$!#(B + + NEW_TAB $B?7$7$$%?%V$r3+$$$F!"8=:_$N%Z!<%8$NJ#@=$r:n$j$^$9(B + TAB_LINK $B%j%s%/$,;X$9@h$NJ8=q$r?7$7$$%?%V$G3+$-$^$9(B + $B?t(B(N) + TAB_LINK $B$@$H!"(BN $BHVL\$N%?%V$G3+$-$^$9(B + TAB_GOTO URL$B$r;XDj$7$F?7$7$$%?%V$G3+$-$^$9(B + $B?t(B(N) + TAB_GOTO $B$@$H!"(BN $BHVL\$N%?%V$G3+$-$^$9(B + TAB_GOTO_RELATIVE + $BAjBP(BURL$B$r;XDj$7$F?7$7$$%?%V$G3+$-$^$9(B + $B?t(B(N) + TAB_GOTO_RELATIVE $B$@$H!"(BN $BHVL\$N%?%V$G3+$-$^$9(B + CLOSE_TAB $B8=:_$N%?%V$rJD$8$^$9(B + $B?t(B(N) + CLOSE_TAB $B$@$H!"(BN $BHVL\$N%?%V$rJD$8$^$9(B + NEXT_TAB $B<!$N%?%V$K0\F0$7$^$9(B + $B?t(B(N) + NEXT_TAB $B$@$H!"(BN $B$@$1<!$N%?%V$K0\F0$7$^$9(B + PREV_TAB $BA0$N%?%V$K0\F0$7$^$9(B + $B?t(B(N) + PREV_TAB $B$@$H!"(BN $B$@$1A0$N%?%V$K0\F0$7$^$9(B + TAB_RIGHT $B8=:_$N%?%V$r1&$K0\F0$7$^$9(B + $B?t(B(N) + TAB_RIGHT $B$@$H!"8=:_$N%?%V$r(B N $B$@$11&$K0\F0$7$^$9(B + TAB_LEFT $B8=:_$N%?%V$r:8$K0\F0$7$^$9(B + $B?t(B(N) + TAB_LEFT $B$@$H!"8=:_$N%?%V$r(B N $B$@$1:8$K0\F0$7$^$9(B + TAB_MENU $B%?%VA*Br%a%K%e!<$rN)$A>e$2$^$9(B + $B%?%VA*Br%a%K%e!<$NA`:n$O%P%C%U%!A*Br%a%K%e!<$HF1MM$G$9!#(B + +$B$^$?!"%^%&%9$G$NA`:n$b=PMh$^$9!#(B + + $B:8%\%?%s(B $B!D(B $B%?%V>e$G%/%j%C%/$9$k$H!"$=$N%?%V$K0\F0$7$^$9(B + $B%?%V$+$iJL$N%?%V$^$G%I%i%C%0$9$k$H!"%?%V$r0\F0$7$^$9!#(B + $B%j%s%/$+$i%?%V$^$G%I%i%C%0$9$k$H!"$=$N%?%V$G%j%s%/$r3+$-$^$9(B + $B1&>e6y$N!V(Bx$B!W$r%/%j%C%/$9$k$H!"8=:_$N%?%V$rJD$8$^$9(B + $BCf%\%?%s(B $B!D(B $B%?%V>e$G%/%j%C%/$9$k$H!"%?%V$rJD$8$^$9(B + $B1&%\%?%s(B $B!D(B $BFC$K$J$7(B(= $B%a%K%e!<$r3+$/(B) + +$B%*%W%7%g%s$H$7$F!"(B + + open_tab_blank $B!D(B target $B$,(B _blank $B$+(B _new $B$N>l9g$O?7$7$$%?%V$G3+$/(B + $B%G%U%)%k%H$O(B OFF + close_tab_back $B!D(B $BLa$k;~$K%P%C%U%!$,:G8e$J$i%?%V$rJD$8$k(B + $B%G%U%)%k%H$O(B OFF (= Can't back...) + +$B$rDI2C$7$F$$$^$9!#(B |