mailcap サポートについて (2000/11/07) 岡部克也 okabek@guitar.ocn.ne.jp ・ 2000/10/6 の版から, mailcap のフィールド test, nametemplate, needsterminal, copiousoutput, edit (参照: RFC 1524) を見るようになりました. また 2000/10/26 の版からは, mailcap と mime.types ファイルの場所が Option Setting Panel で変更できるようになりました. ・ mailcap 中の %s は外部コマンドに渡すパス名, %t は content-type で置換されま す. ・ もし mailcap エントリに test=command フィールドが存在する場合 command の実 行結果が真であるときのみ, 外部コマンドが実行されます. 例えば image/gif; xv '%s'; test=test "$DISPLAY" のように書けば, DISPLAY 環境変数がセットされているときのみ xv が実行されま す. ・ もし mailcap エントリに copiousoutput フィールドが存在する場合, 外部コマン ドの標準出力はバッファに読み込まれます. 例: application/x-troff-man;/usr/bin/nroff -mandoc;copiousoutput LESSOPEN コマンドでできる事は, 大部分これで置き換える事ができます. そのため LESSOPEN の利用はオプション扱いになりました. w3m の拡張フィールドとして, x-htmloutput があります. copiousoutput と同様に コマンドの実行結果がバッファに読み込まれますが, HTML としてレンダリングする 所が異なります. この機能を使う場合は, w3m 用の mailcap ファイルを別に用意す るか, 他のブラウザ用に x-htmloutput を含まないエントリを前に置いておくと良 いかもしれません. (2001/08/01) 坂本 htmloutput → x-htmloutput ・ nametemplate= は外部コマンドに渡すファイル名の拡張子を指定します. テンポラリファイルを作るとき, 通常元の URL の拡張子がファイル名に付けられま すが, nametemplate= フィールドによって変更する事ができます. 例: application/x-dvi;xdvi '%s';test=test -n "$DISPLAY";nametemplate=%s.dvi ・ needsterminal, edit については RFC 1524 を見てください.